2009.03.23 Monday
ジョゼフ ディレイニー「魔使いの弟子」
魔使いの弟子 (sogen bookland)
ジョゼフ ディレイニー著 金原瑞人・田中亜希子訳 (2007年3月刊)
何か無いか〜〜??と図書館で探していて見つけました。実は、シリーズの最新刊があったのですが、既刊のものを読んでないから・・・と見送ってこれを借りました。おなじみ佐竹美保の表紙と挿絵ですから、内容も推して知るべし!(笑)
「ぼくはトム、七番目の息子である父さんの七番目の息子だ。手に職をつけてひとりだちするために、ぼくが弟子入りすることになったのは魔使い。恐ろしいボガートや魔女から人々を守る危険で孤独な仕事だ。母さんは、ぼくには特別な能力があるのだから、立派な魔使いになれるって言うけど、なんだか自信がない。ぼくが魔使いに弟子入りするための最初の試験は、さびれた炭鉱町ホーショーにある幽霊屋敷でひと晩過ごすこと。ひとりっきりで残されて、変に目がさえて眠れずにいると、地下室で物音がした。だれもいないはずの地下室で、だれかが地面を掘っている…こわがりの少年トムは、無事に魔使いになることができるのか?どきどき恐くて面白い。“魔使いシリーズ”第一弾。」
(〜amazon)
「魔使い」であって「魔法使い」でないってところがミソ?エミリー・ロッダの「リンの谷のローワン」シリーズを思わせる感触、ちょっと地味系のお話で安心して読めますね。荒唐無稽一歩手前でハラハラさせるって感じかな。(笑)
この「魔使いシリーズ」って最新刊とこの第1巻の間に2冊刊行されているようなので、読んでみようと思いますね。最新刊はその後の楽しみに・・・って気が長いな・・・。(笑)