雪太郎のつぶやき

美しいもの、面白いもの、切ないもの、考えさせる物・・・。一人が好きだけど、独りじゃ寂しい。そんな私のつぶやき・・・・。
クラシック音楽が苦手な人にはお薦めできません。暗いのが嫌いな人にはお薦めできません!!お子様にもお薦めできません!!
[謝辞]
父と母に、家族に、多くの慰めと喜びを与えてくれた、過去、現在、そして未来の芸術家達に、感謝!!
[おことわり]
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2010.03.28 Sunday

放送予定

今日は午前中忙しかったので遅くなりましたが・・・。(汗)

3/29 (月) 19:00 〜 19:55 (55分) BS朝日(Ch.5)
はじめてのクラシック〜今明かされる、本当のベートーヴェン〜

2010年 4月 2日(金) 午前10:00〜午前11:39(99分) BS2 5.1ch
N響演奏会 −第1669回N響定期公演−

2010年 4月 2日(金) 午後11:12〜 3日午前0:50(98分) 教育/デジタル教育1 Bモード
芸術劇場 − ドゥダメル ロス・フィル就任公演 −

2010年 4月 3日(土) 午前0:50〜午前1:25(35分) 教育/デジタル教育1 Bモード
芸術劇場 − ピーター・ウィスペルウェイ チェロリサイタル −

2010年 4月 3日(土) 午後10:45〜 4日午前2:45(240分) BShi Bモード
プレミアムシアター <新> 歌劇「シモン・ボッカネグラ」 ヴェルディ作曲 ほか。2009年10月23日 パレルモ・マッシモ歌劇場でのライブ!

2010年 4月 4日(日) 午前6:00〜午前7:19(79分) BShi Bモード
クラシック倶楽部 読売日本交響楽団演奏会 ▽第164回東京芸術劇場名曲シリーズスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮!

2010年 4月 4日(日) 午前7:30〜午前8:00(30分) BShi Bモード
オール・ザット・オーケストラ −サイモン&ガーファンクル−

2010年 4月 4日(日) 午後6:00〜午後6:45(45分) BS2 ステレオ字幕放送
クラシックミステリー 名曲探偵アマデウス▽ショパン ピアノ・ソナタ第2番“葬送

2010年 4月 4日(日) 午後9:00〜午後10:00(60分) 教育/デジタル教育1 Bモード
N響アワー −若者たちよ コンサートへ行こう!−

2010年 4月 5日(月) 午前0:40〜午前3:30(170分) BS2 Bモード
ミラノ・スカラ座公演 歌劇「ランスへの旅」 ロッシーニ作曲


FMは・・・。

2010年 3月29日(月) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック・セレクション −三重県津市公開録音−(チェンバロ)曽根麻矢子。

2010年 3月30日(火) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック・セレクション −山梨県北杜市公開録音−。(クラリネット)伊藤寛隆(弦楽四重奏)クァルテット・エクセルシオ。

2010年 3月31日(水) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック・セレクション −吉井瑞穂、竹沢絵里子 公開録音−

2010年 4月 1日(木) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −レイ・チェン バイオリン・リサイタル−

2010年 4月 2日(金) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック・セレクション ハヴィエル・ペリアネス ピアノ・リサイタル

2010年 4月 3日(土) 午後7:20〜午後9:00(100分) FM
名曲リサイタル

2010年 4月 4日(日) 午後2:00〜午後6:00(240分) FM
サンデークラシックワイド −海外コンサート−。ダニエル・ハーディングの芸術。

2010年 4月 4日(日) 午後6:00〜午後6:50(50分) FM
現代の音楽 −アンサンブル・ノマド 第36回定期演奏会から−(2)

2010年 4月 4日(日) 午後7:20〜午後9:00(100分) FM
FMシンフォニーコンサート −東京フィル第29回響きの森クラシックシリーズから−

2010年 4月 4日(日) 午後9:00〜午後9:30(30分) FM
ビバ!合唱 −初めまして大谷研二です−

4月からの新番組もいくつか。模様替えという感じですが・・・。(笑)

桜の花でも眺めながら・・・いかが?

2010.03.24 Wednesday

鬼塚 忠「カルテット!」

鬼塚 忠
河出書房新社
¥ 1,365
(2010-01-21)

これも新聞広告で知った本です。現在読んでる読売新聞の場合、いわゆる「読書欄」は「大人向け」の本ばかりが紹介されていて、私にはほとんど役にたちません。困ったものです。(笑)

表紙はスカイエマ氏。(amazonの画像は、著作権保護コンテンツということで全体に淡いフィルターが掛かってるようですが・・・)内容も西村 すぐりの「ぼくがバイオリンを弾く理由」と同じクラシック物。「カルテット」というのは「4重奏団」の事ですね。表紙の4人は実は家族で、クラシック音楽がこの家族にもたらした「奇跡」を描いたのがこのお話・・・。

主人公は中学2年の男の子「永江開」。ヴァイオリンの個人レッスンを受けている以外は極普通の少年であるが・・・実は彼の家族は危機に瀕していた!

子供の為に音楽を「捨てた」両親。その両親の期待を一身に背負う長男の開。才能溢れる弟のために家族の中で疎外感を抱き荒れる姉・・・。父親の失業をきっかけに次第に壊れていく家族・・・。

思い出の家族写真の様に再び永江家の演奏会を開きたい!中学生の開は家族のために、そして自身の未来のために奮闘する・・・。

失業中の頼りない父親・・・身につまされます。「子供のために」という一途な母親、自分を認めてくれなかった両親や可愛いはずの弟を疎ましく思わずにはいられない姉の姿・・・典型的な現代の家族を描いていて前半はちょっと辛いな〜・・・。(汗)

後半はそんな家族を、音楽を通して結びつけようと企てる開とその顛末が・・・。

父親はピアノ、母親はチェロ、姉はフルートを手にし、ポピュラーなライト・クラシックを演奏する場面が描かれますが、開以外はかなりお粗末なレベルからのスタートとなっています。当然数々の困難に直面しますが、結末は・・・中々感動的なフィナーレとなっています。家族も含めて楽器演奏とは縁の無い私からするとちょっと現実離れした部分もありますが、全体としては無理のない展開で楽しめました。

演奏場面の描写は「船に乗れ!」には遠く及びませんが、逆に、誰でも楽しめると言えます。蘊蓄抜きで、家族の間の切実なやりとりや、演奏という行為を通して得られる不思議な高揚感、その結果もたらされる家族の「再生」の有様を味わう物語ですね。

2010.03.22 Monday

あさの あつこ「神々の午睡」

あさの あつこ
学習研究社
¥ 1,470
(2009-09-30)

大変カラフルな表紙、読む前は意味不明ですが、読了後に見ると描かれた全員が登場人物であることが分かります。そうなんです。カエルから赤ん坊まで登場するのです。(汗)

書名の「午睡」は「うたたね」と読むようです。登場人物の顔ぶれを見ると、これもちょっと味不明ではあります。赤ん坊が寝ているのは・・・うたたねと言うのか???(笑)微妙ですが、神様にまつわる「気まぐれ」やちょっとした「失敗」あるいは「偶然」がもたらすエピソード集という雰囲気でしょうか?

実は、「あさのあつこ」という作家の作品はまともに読んだ記憶がありません。(汗)ベストセラー作家とは知っていますが、どうも縁が無いのか?(汗)以前にも何冊か手に取って見 たこともありますが・・・何故か?・・・ピンと来なかったと言うのが正直なところでした。今回はどうか?と思って読み始めましが・・・。

『著者初の神話モチーフのファンタジー小説。神様たちの織りなす6編の話と書下ろしを収録。「友情」「恋愛」「戦争」「世界の危機」とシリアス& ユーモラスに楽しめます。表紙は大人気コミック作家CLAMPが担当します! 』
(〜amazon)

6編の短編の前後に短い「序説」と「終章」があります。中間の短編は遥か古の神々の話。「序説」は現代の考古学者が遺跡の発掘現場で古代の羊皮紙を発見しその内容(短編)を語り出す・・・と言うお話。「終章」は後日談・・・ですね。

神話部分では神と人間と、そのどちらにもなれる中間の存在「箜(くう)」という3種類の人々が登場し、神々と人間達の間の「愛」や「尊敬」、「恐れ」や「憎しみ」も語られます。雰囲気的には日本の古代やアイヌの神々の世界でしょうか?自然界の万物を司る神と、その神の振る舞いによって人間が受ける「恩恵」や「災厄」、それらに関わって右往左往する神々と人間達そして箜・・・と言う、実に「人間臭い」ドラマ集です。

純真な愛に身を捧げる神もいれば、大神がギリシャ神話の神のように「エロ爺」だったり(笑)、死神が狂言回し風に度々登場してお話が進んだりとメリハリに富んだ構成になっています。逆に言えば、全体的なまとまりに欠ける面もありますが、神々の「人間ドラマ」を集めた「ティーンエージャー向け短編集」としては良くできていると思います。

良くも悪くも・・・表紙のイラストそのままの作品と感じますね。

2010.03.21 Sunday

放送予定

春の嵐も過ぎ去って晴れそうですね・・・。

2010年 3月28日(日) 午前6:00〜午前7:37(97分) BShi 5.1ch
N響演奏会 <終> −第1669回N響定期公演−ビシュコフ指揮、「ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」 ラフマニノフ作曲。

2010年 3月28日(日) 午後9:00〜午後10:00(60分) 教育/デジタル教育1 Bモード
N響アワー −心に残るコンサート コンサート編−

2010年 3月29日(月) 午前1:00〜午前2:33(93分) BS2 Bモード
クラシック・ロイヤルシート ウエスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ演奏会バレンボイム指揮 ザルツブルク祝祭大劇場でのライブ。

2010年 3月29日(月) 午前2:33〜午前4:15(102分) BS2 Bモード
クラシック・ロイヤルシート ルツェルン音楽祭2005〜アバドのマーラー。マーラーの7番!


う〜ん、どうやらこれだけみたい??番組も春休みモードです。(汗)


FMは・・・。

2010年 3月22日(月) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −シューベルトの歌曲−(1)イアン・ボストリッジのリサイタル。

2010年 3月23日(火) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −シューベルトの歌曲−(2)クリストフ・プレガルディエンのリサイタル。

2010年 3月24日(水) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −シューベルトの歌曲−(3)マティアス・ゲルネのリサイタル。


2010年 3月25日(木) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −シューベルトの歌曲−(4)エンリック・マルティネス・カスティニャーニのリサイタル。

2010年 3月26日(金) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −シューベルトの歌曲−(5)ボー・スコウフスのリサイタル。


・・・と、こちらも少ない!

久しぶりに、ジ〜〜〜ックリとシューベルトを聴くのも良いか〜!(笑)

2010.03.19 Friday

水月 郁見「たたかう! 図書委員」

お!図書委員!と言う事で借りてみました。(笑)

表紙のイラストは「生真面目すぎる図書委員」と一見外人風「猫耳レオタード?少女」という奇妙な取り合わせ・・・どう考えても・・・面白そう・・・「何か」を期待せずにはいられませんね!(笑)

『校舎から飛び下り自殺をしようとしていた高校2年の夏子に、猫人間のような宇宙人がとりついて、一緒にボランティアをしようと持ちかけてくる。もちろん断 る夏子だったが、やがてクラスメイトのピンチを知り――!? 高ビー女子高生とお人好し宇宙人のコンビが贈る新タイプのスーパーガール物語、ここに登場!! 』
(〜amazon)

ストーリー的には、ライトノベルらしい「奇想天外さ」と「可愛らしさ」が微妙に入り交じった感じです。

猫耳宇宙人が舌足らずの地球語を使ったりする割に超絶的に強かったり、「巨悪」が大手を振ってまかり通ったり、クライマックスでは女子高生までが「あんな」格好したりとかなり強烈な部分もありますが、全体的には「ほのぼのホームドラマ風サスペンス」という雰囲気でしょうか?肝心の図書委員らしい部分はほとんど無かったと思いますが・・・そんな事はどうでも良い・・・要するに、無条件で楽しめるお話となってますね。(笑)

ボランティアで地球の平和を守る宇宙人と生真面目図書委員の組み合わせは、意外と真面目な「正義の味方」のストーリーになりそうに思えますので、できたら続編が読みたいところですね。

2010.03.14 Sunday

ドレスデン・アーメン(Dresden amen)!

 今日は「ドレスデン・アーメン」という言葉と旋律について、忘れないように書いておこう。

先日のTV(読響Symphonic Live)で放送されたメンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」(第1楽章のみ)で、指揮者の下野氏が解説していましたが、曲の冒頭で流れた6音の旋 律が、実はこの「ドレスデン・アーメン」として知られる旋律だったのです。


そして、聞いてみると分かりますが、この旋律、ワーグナーの「パ ルジファル」の中でも登場する「聖杯の動機」として知られる旋律でもあるのですね。えっ!メンデルスゾーンをワーグナーがパクったのか?といえばそうでは なくて(笑)、元々は19世紀の始め頃?から、ドイツのドレスデン辺りの教会で礼拝中に合唱形式で歌われるようになった、いわゆる「賛美歌」の一部ようです。 メンデルスゾーンもワーグナーも、その「聖なる旋律」を曲に取り入れたということでしょう。マーラーの交響曲第1番(4楽章)と第2番(最終楽章)、ブ ルックナーの第9番(アダージョ)等、多くの曲でも取り入れられているらしく、西洋クラシックの「定番」みたいなものでしょうか?(Wikipediaでは音も聴けます。)


アーメンと言えばキリスト教徒がお祈りの最後に唱える言葉 で、goo辞書によれば『〔ヘブライ語で、たしかに、かくあれかし、の意〕キリスト教徒が祈祷(きとう)・賛美歌・信条告白の終わりに唱える言葉 アメ ン』とあります。ゴスペルでは「エーメン」と歌われるのでしょうか?


「 A   men   A   -   -   -   men 」


と「アーメン」が2回繰り替えされる だけというシンプルな旋律ですが、 上昇する音型は「天に届け!」という信仰者の思いを表しているように感じますね。


試しに検索してみたところYou tubeで一つだけ見つけました。イギリスの教会の合唱隊?の練習風景でしょうか?途中から独自のアレンジになっていき最後はゴスペル風になるのがご愛敬です。(笑)




「読響Symphonic Live」は1時間という枠なので第1楽章しか放送されませんでしたが、大変お勉強になりました。機会があったら全曲聴いてみましょう。BS日テレでは21日(日)にも放送されます。メインの曲、ピアノ協奏曲第1番では小菅優も素晴らしかったですよ!


なお、番組HPを見たら「着うた配信」なんてありました。今月は「宗教改革」です。試しにいかがですか?もちろん有料ですが・・・。(笑)


2010.03.14 Sunday

放送予定

う〜ん曙だ・・・今日はお散歩しよう!

2010年 3月19日(金) 午前10:00〜午前11:40(100分) BS2 5.1ch
N響演奏会 −第1669回N響定期公演−

2010年 3月19日(金) 午後10:52〜20日午前0:45(113分) 教育/デジタル教育1 Bモード
芸術劇場  −ミンコフスキ指揮 レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル演奏会−。ピリオド楽器の優れたオーケストラの来日公演。ハイ ドン晩年の「ロンドン・シンフォニー」からの3曲を取り上げた演奏会をお送りする。

3/20 (土) 21:00 〜 22:55 (115分) BSジャパン(Ch.7)
ドミンゴ イン 東京 2010 〜ガラ・ドミンゴ〜。ドミンゴが最も愛するオペラ3作「オッテロ」「シラノ・ド・ベルジュラック」「カルメン」のそれぞれ第4幕を!

2010年 3月21日(日) 午前6:00〜午前7:47(107分) BShi 5.1ch
N響演奏会 −第1668回N響定期公演−トリスタン〜前奏曲と愛の死、マーラー5番!

2010年 3月21日(日) 午後8:00〜午後8:45(45分) BShi ステレオ字幕放送
クラシックミステリー 名曲探偵 アマデウス ▽シューベルト“さすらい人幻想曲”。

2010年 3月21日(日) 午後9:00〜午後10:00(60分) 教育/デジタル教育1 Bモード
N響アワー −心に残るコンサート ソリスト編−。

3/21 (日) 23:00 〜 0:00 (60分) BS日テレ(Ch.4)
読響シンフォニックライブ▽メンデルスゾーン5つの伝説とは?小菅優熱演! 

2010年 3月22日(月) 午前1:10〜午前4:00(170分) BS2 Bモード
クラシック・ロイヤルシート チューリヒ歌劇場公演 歌劇「カヴァレリ・ルスティカーナ」「道化師」。2009年6月6日、チューリヒでのライブ。それぞれの主人公、トリッドゥとカニオは、ともにテノールのホセ・クーラが演じる。


FMは・・・。

2010年 3月15日(月) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −和歌山県海南市公開録音−ミーハ・ロギーナ サクソフォン・リサイタル。

2010年 3月16日(火) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −小林美恵 スタジオ・コンサート−

2010年 3月17日(水) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック・セレクション −徳島県阿南市公開録音−。(フルート)高木 綾(ピアノ)坂野伊都子。

2010年 3月18日(木) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック・セレクション −北海道幕別町公開録音−。(ピアノ)菊池 洋子。

2010年 3月19日(金) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック・セレクション −長野県須坂市公開録音−。(バイオリン)松山 冴(ピアノ)津田 裕也。

2010年 3月21日(日) 午後2:00〜午後5:00(180分) FM
サンデークラシックワイド。

2010年 3月21日(日) 午後7:20〜午後9:00(100分) FM
FMシンフォニーコンサート −大阪シンフォニカー交響楽団 名曲コンサート−

う〜ん・・・春休みも間近・・という雰囲気かな?(笑)

2010.03.13 Saturday

南原清隆「狂言でござる 」

TVでおなじみのウッチャン・ナンチャンの一人タレントの南原清隆の書いた本です。タモリの番組に登場した頃から、関西系の「コテコテお笑いタレント」とは違って安心して見ていられました。最近はほとんど見ませんが、頻繁に放送された社交ダンス等の「特訓物」?は感心した記憶があります。

で、この本ですが、「一応」日本の伝統芸能にも関心が無い訳ではない私としては「一応」見てみるかと、あまり期待しないで「一応」手に取ったのですが・・・。(笑)

書かれているのは、お笑いタレントとして忙しく芸能界で過すうち、30歳を過ぎて自分の中の「柱」となる存在が無い事に思い至ったナンチャンが、日本の伝統芸能である「狂言」に出会い、その世界に飛び込んで修行に励む中で身に付け、あるいは感得した様々な「事実」について・・・というようなお話ですね。

日々消費される「お笑い」の現状に疑問を感じて、自分を高めるために様々な挑戦をするナンチャンですが、ジャズダンスには挫折し、パントマイムを身に付けようとして渡仏したところマルセル・マルソーに見せられたのは日本の「能面」のコレクションだった!欧米の映画や芝居の現場では日本人にしか出来ない「所作」を絶賛されて戸惑ったりする・・・。

え?日本人にも何か独特なモノがあるのか???と読みながら興味をひかれます。

そして、TV番組の「特訓」シリーズで挑戦することになったのが・・・何と「狂言」だった!番組で出会った狂言師・野村万之丞(直後に急逝!)や弟の野村万蔵と共に「現代狂言」を作り出す活動に挑戦して全国公演を果たすまでになった・・・と驚きの展開が書かれていきます!

>ボケとツッコミには600年の歴史があった

この副題はこれらの活動を通して知った「伝統芸能である狂言」と「現代のお笑い」の共通点を言い表しており、観客も含めての自分たちの「お笑い」の意味、「ルーツ」を再発見した事を語っているのですね。

同様に狂言や日本人独特の所作や姿勢、呼吸方法などについても、スポーツ選手の視点なども交えて語ってくれていてあちこちで肯かされます。狂言の「姿勢」や「動作」はかなりの肉体的鍛錬を要求し、その結果「真っ直ぐに立つ」事や「体の内側の筋肉を使う」等の技能を身に付けることとなって、精神的肉体的にも様々な「実戦」の場での対応力が拡がるという事実もあるらしい・・・。

そうか・・・それでは私も「狂言」をやろう!・・・なんて言うと警察呼ばれそうなのが難しい所ですが(笑)、「狂言」というのは単なる「伝統芸」に終わらない奥の深さがあるらしいと分かり、機会があったら実際に見てみよう・・・と思うようになったのは事実ですね。

何となく「のほほん」と生きていそうなナンチャンが、それなりに悩み、試行錯誤を重ねながら新しい「お笑い」の世界を切りひらいて行くドキュメンタリーという面もありますが、全体はやはり「のほほん」とした雰囲気が感じられて「難しい」部分はありません。気楽に「狂言」の世界を垣間見る事も出来ますので、「狂言入門書」の「入門書」としても良いかな。(笑)

2010.03.07 Sunday

NHK-FM「ミヒャエル・ギーレンの芸術」

今日は天気も悪くて出歩く気も起きませんでしたので、お昼を食べてから昨晩放送されたバイロイト2008の「マイスタージンガー」を見ました。さすがに4時間を超える全曲は無理なのでクライマックスの30分程ですが・・・。(汗)

いや〜これが中々良かった!最近では「当たり前」?の現代風の演出でしたが違和感もなく、重厚でドイツ的な「美意識」が感じられる優れた舞台でしたね。METはもたれそうですが、これは暇になったら見てみたい・・・。

で・・・午後2時からはFMの海外コンサートを聴きました。番組冒頭で「地震報道により放送できなかった為の再放送」とか言ってましたが、先週の放送予定には入って無かったよな???(汗)

ところで、放送を聞き始めてまず気になったのはアナウンサーの声につきまとう「ジュルジュル」というマルチパスノイズでした。実は、以前からFMは東京タワーの電波で聞いていたのですが、ここのところノイズが聞えるようになってきました。さすがに遠いから仕方がないのですが、先週のアバドのライブで もかなり目立っていました。近場の局もあり電波も強いのですが、今までは同様のノイズがあって使えなかったのです。

今日は試しに、その近い局に変えてみたのですが・・・お!良いんじゃないか?!!

低音でのジュルジュルノイズがかすかに認められますが、目立つ高音の「ジュルジュル」ノイズはほとんど聞えません。一応・・・助かった〜〜!!でございます。(笑)
東京スカイツリーも 立ち上がってきたようですが、電波環境も日々変わって行くようですね。そう言えば、FM電波はアナログTV電波の下にぶら下がっているオマケみたいなものですが、地デジ移行後はどうなるのでしょうか?特に聞いていないので継続されると思いますが、地デジ音声放送(デジタルラジオ)も試験放送が行われているようですし・・・。今のFMの内容がそのまま移行するようなら乗り換えも考えたいところです・・・。

さて、ギーレンの芸術です!(笑)


 − 海外コンサート −

 ▽ミヒャエル・ギーレンの芸術

「歌曲集“こどもの不思議な角笛”から」     マーラー作曲
  ・魚に説教するパドバの聖アントニオ    (3分53秒)
  ・ラインの伝説              (3分31秒)
  ・高い知性への賛歌            (2分35秒)
  ・少年鼓手                (5分58秒)
  ・原光                  (5分17秒)
  ・死んだ鼓手               (7分22秒)
           (バス)ハンノ・ミュラー・ブラッハマン

「交響曲 第1番 ハ短調 ウィーン稿」   ブルックナー作曲
                      (51分54秒)

              (管弦楽)南西ドイツ放送交響楽団
                (指揮)ミヒャエル・ギーレン
  〜ドイツ・フライブルク コンツェルトハウスで収録〜
                   <2009/1/25>
  (南西ドイツ放送協会提供)

「交響曲 第9番 ニ短調」         ブルックナー作曲
                   (1時間01分43秒)
     (管弦楽)ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
                (指揮)ミヒャエル・ギーレン
  〜ルクセンブルク・フィルハーモニーで収録〜
                   <2009/6/12>
  (ルクセンブルク社会文化放送提供)

「交響曲 第10番 嬰ヘ長調(D.クック補筆完成版)」
                        マーラー作曲
                   (1時間25分06秒)
               (管弦楽)北ドイツ放送交響楽団
                (指揮)ミヒャエル・ギーレン
  〜ドイツ・ハンブルク ライスハレで収録〜
                   <2009/5/15>
  (北ドイツ放送協会提供)
(〜NHK-HP)


1曲目はマーラーの
「こどもの不思議な角笛」ですが・・・音も良いぞ〜!!

ところが・・・出てきた歌手がバスだったのでビックリ!

そうか
!先日の「リュッケルトの詩による五つの歌」と勘違いしていたのですね。(笑)

ブラッハマンというバス歌手は知りませんが、明解で力強く楽しめました。マーラーの歌曲は技巧派の歌手より分かり易い歌手が良いですね。検索してみると・・・この人・・・人気者??!!知らなかった・・・。(笑)

で・・・2曲目はブルックナーの1番。

う〜ん・・・。いかにも習作的で、全体の明解な構成もない実に曖昧模糊とした曲です。そして・・・そこが面白いかな?(笑)後年の作品の断片があちこちに散らばっていて、BGM的に聴いていても飽きません。録音が良かったこともあって、これはこれで楽しめました。

3曲目は「9番」。

オケが、放送ではあまり聞かれないルクセンブルグ・フィルとなっています。鬼才ギーレンも、クライバーと一緒に修行したこともある冷血指揮者、作曲家にして初演魔と中々興味深い人ですが・・・。(笑)1927年生まれだから高齢ですね・・・。

ブーレズもそうだけど、この手の指揮者が歳をとってこなれてくると良いんですよね。この9番は
有名な割に最後まで聞いた記憶があまりない曲なので期待したのですが・・・、冒頭は大変分かり易くて良かった。ただ・・・その後は・・・明解だけど味が無かったような気も。この曲の最後の部分なんて、彼岸の彼方に消えて行くブルックナーの後ろ姿が見えるような旋律だと思ってるんですが、ギーレンはあっさりと終わらせてしまいました。

う〜ん・・・。
(汗)

最後はマーラーの10番。

この曲って未完ながら以外と聞き所が多いと思っていたんですが・・・途中でお酒が入ってしまったせいか?・・・眠ってしまった・・・。(笑)

と言う事で、「芸術」の神髄を味わう所までは行けませんでしたが、灰色の寒々とした窓の外を見ながらの一時は中々充実していたと思います。たまっていた本も読めてちょっと幸せだったかな?(笑)


2010.03.07 Sunday

放送予定

文字通り日替わりの天気です。花粉も飛び始めて・・・春だな〜・・・。(汗)

NHKの番組表等からクラシックのライブを中心に・・・。

2010年 3月 8日(月) 午前9:00〜午前10:50(110分) BShi ステレオ
特集 完全保存版ぴあのピア 第1回「誕生 楽器の王様〜バロックから古典派そして」。一流ピアニストによる名曲の演奏でピアノの歴史を旅する3本シリーズ。

2010年 3月 9日(火) 午前9:00〜午前10:50(110分) BShi ステレオ
特集 完全保存版 ぴあのピア 第2回「競演 鍵盤の詩人たち〜ロマン派の時代〜」

2010年 3月 9日(火) 午後2:00〜午後3:30(90分) BShi ステレオ
ハイビジョン特集「仲道郁代 ショパンのミステリー 特別編」

2010年 3月10日(水) 午前9:00〜午前10:50(110分) BShi ステレオ
特集 完全保存版 ぴあのピア 第3回「未来の響きを求めて〜近代から20世紀へ〜」

3/11 (木) 2:29 〜 3:29 (60分) 日テレ(Ch.4)
深夜の音楽会〜読響Symphonic Live。【指揮】下野竜也【ピアノ】小菅優でメンデルスゾーン!!

2010年 3月11日(木) 午前9:00〜午前10:30(90分) BShi Bモード
生誕200年 ふたりの天才「ショパンとシューマン ピアノ・ソロ編」。今年2010年は、作曲家ショパンとシューマンともに生誕200年。二人が残した名作を名ピアニストの演奏で紹介する。

2010年 3月12日(金) 午前9:00〜午前10:30(90分) BShi Bモード
生誕200年 ふたりの天才「ショパンとシューマン コンチェルト編」

2010年 3月12日(金) 午前10:00〜午前11:46(106分) BS2 5.1ch
N響演奏会。

2010年 3月13日(土) 午後11:00〜14日午前3:35(275分) BShi Bモード
エクサン・プロバンス音楽祭2009。ブラウンシュヴァイク演出、 サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルによるワーグナーの「ニーベルングの指環」の最終演目、 楽劇「神々のたそがれ」を国際共同制作により放送する。 ソリストもヘップナー、ペトレンコ、ダライマン、フォン・オッターなど、魅力的な歌手陣が揃った!

2010年 3月14日(日) 午前6:00〜午前7:27(87分) BShi 5.1ch
N響演奏会 −第1667回N響定期公演−セミョーン・ビシュコフ指揮。

2010年 3月14日(日) 午後8:00〜午後8:45(45分) BShi ステレオ字幕放送
クラシックミステリー 名曲探偵 アマデウス。

2010年 3月14日(日) 午後9:00〜午後10:00(60分) 教育/デジタル教育1 Bモード
N響アワー − 20世紀の“春”と“恋”〜“春の祭典”と“アダジェット”〜 −

2010年 3月15日(月) 午前1:10〜午前3:03(113分) BS2 5.1ch
クラシック サイトウキネンフェスティバル松本 2009小澤征爾

2010年 3月15日(月) 午前3:03〜午前4:00(57分) BS2 ステレオ
クラシック・ロイヤルシート ピンカス・ズーカーマン 平和への懸け橋

お〜ピアノが一杯だ!(笑)


FMは・・・。

2010年 3月 8日(月) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −ロシア・ナショナル管弦楽団演奏会−。2009年7月の来日公演。

2010年 3月 9日(火) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会−。2009年9月の来日公演。

2010年 3月10日(水) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −NHK交響楽団演奏会〜N響“夏”2009〜−

2010年 3月11日(木) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −中村紘子・ピアノ協奏曲の夕べ−

2010年 3月12日(金) 午後7:30〜午後9:10(100分) FM
ベストオブクラシック −フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団と大野和士(指揮)−。2009年11月の来日公演。

2010年 3月14日(日) 午後2:00〜午後6:00(240分) FM
サンデークラシックワイド −海外オペラアワー−メトロポリタン歌劇場2010年2月13日のライブ 歌劇“連隊の娘”、後半はエディタ・グルベローヴァ ソプラノ・リサイタル!

2010年 3月14日(日) 午後7:20〜午後9:00(100分) FM
FMシンフォニーコンサート −東京フィル 第769回オーチャード定期演奏会ほか−

2010年 3月14日(日) 午後9:30〜午後10:00(30分) FM
吹奏楽のひびき −ヤマハ吹奏楽団創立50周年記念演奏会から−(2)

う〜ん・・・まずまずですね。

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