2010.01.31 Sunday
「BSサタデーライブ 大貫妙子 ピュアアコースティックライブ2009」
一日しか休めないと何だかせわし無いのですが、今日はノンビリと・・・しばらく前にNHKBSを録画しておいたライブを聴いてみました。歌手の大貫妙子による「Pure Acousitic 2009 」と銘打った、2009年11月1日JCBホールでの公演です。
山下達郎たちと勇名を馳せ、その後も独自の作風で作品を発表してきた人ですが、23年前から続けてきたアコースティックライブの、今回が最後?という感じの放送でした。
秋色に染まった井の頭公園。その中での散策風景とインタビューを交え、ピアノを中心にした小編成のバンドとストリングスを交えたアコ-スティックライブ・・・洒落た構成・・・大人の雰囲気満点の90分でした・・・。
1、Monochrome & Colours
2、若き日の望楼
3、Hiver
4、snow
5、新しいシャツ
(あなたを思うと)
6、夏に恋する女たち
7、彼と彼女のソネット
8、黒のクレール
(空へ)
9、TANGO
10、春の手紙
11、四季
12、横顔
13、風の道
14、Time To Go
(Cavaliere Servente)
15、ベジタブル
16、突然の贈りもの
17、懐かしい未来 〜longing future〜
この人・・・実は30年位昔からのファンです。とは言っても、コンサートに行くほどではないけれどCDも何枚か持っていて、時々ライブなどが放送されると見ずにはいられないという程度ですが・・・。
作詞と作曲をこなし、声も容姿も個性的な歌手ってそんないませんし、竹内まりや、松任谷由実などと同様に日本のポップス界の創成期から活躍を続けてきたと言う事実とともに、いまだにその際だった存在感が輝きを放っているという驚くべき人です。1953年生まれですからもう・・・大御所ですね。(笑)
黒を基調にした舞台や衣装・・・。ピアノ、ドラムス、アコースティックベースにギターというJAZZ向きのバンド、4人ほどのストリングスという編成で、アレンジも軽妙洒脱なJAZZ風が多い・・・。元々囁くような歌唱スタイルだったし、ためらいがちな、謎めいた雰囲気もあって歳を経る事による衰えもほとんど感じません。曲調もシャンソン風やほのぼの系しっとり系の曲が多いから、疲れた心を癒すように染みこんでいきます・・・良いな〜・・・。
さすがに半分位は知らない曲だったけど、どれもそれなりに聴き応えがあり、知ってる曲では昔と変わらぬ印象にウットリです・・・。会場の聴衆はほとんどが中高年?(夫婦連れも多かったかも)、曲によっては涙を拭う人もチラホラ・・・おじさんも結構いたぞ!(笑)
彼女の曲は美しく静かなようでいて・・・実は大変激しい内面の葛藤を描き出すような面もあって思わず聴き入ってしまいます・・・その結果・・・泣けるんですね・・・。(汗)
生い立ちや音楽的バックボーン、人生観などについての彼女に対するインタビュー、聴衆やバンドメンバーへのインタビュー、リハーサル風景もありましたが、ちょっとお洒落で、それでいて音楽的にも人間的にも真摯なキャラクターが浮き彫りにされていました・・・。
彼女の場合、どちらかというと鮮烈で暗い感じの曲が多いけれど、最後の1曲が意外な程明るい曲調でした。ちょっと異質?とも感じましたが、作曲が他の人だったようです。今の暗い世相の中、彼女なりの言葉で「希望」を語ってくれた歌詞と健康的なメロディーが新鮮で良かったね・・・。
なお、このコンサートのDVDが2月に出るようです。曲目がちょっと違うけれどほとんど同じ内容かな?上のリストの( )の曲や特典映像が追加されているようです。インタビューなどは無いかもしれない。
久しぶりに良い時間を過ごせました。最後の舞台挨拶では「また一緒にやりましょう・・・いつか・・・」と言っていました。これは共演者に向けた言葉だったようだけど、ぶっちゃーさんの記事によると、ストリングスを担当する金子飛鳥氏が渡米することになり、その為もあって今回が最後と言う事になったらしい。本当に・・・またいつかやってほしいですね・・・。
もしあったら・・・次は是非行きたいね・・・妻と一緒に・・・。(笑)
山下達郎たちと勇名を馳せ、その後も独自の作風で作品を発表してきた人ですが、23年前から続けてきたアコースティックライブの、今回が最後?という感じの放送でした。
秋色に染まった井の頭公園。その中での散策風景とインタビューを交え、ピアノを中心にした小編成のバンドとストリングスを交えたアコ-スティックライブ・・・洒落た構成・・・大人の雰囲気満点の90分でした・・・。
1、Monochrome & Colours
2、若き日の望楼
3、Hiver
4、snow
5、新しいシャツ
(あなたを思うと)
6、夏に恋する女たち
7、彼と彼女のソネット
8、黒のクレール
(空へ)
9、TANGO
10、春の手紙
11、四季
12、横顔
13、風の道
14、Time To Go
(Cavaliere Servente)
15、ベジタブル
16、突然の贈りもの
17、懐かしい未来 〜longing future〜
この人・・・実は30年位昔からのファンです。とは言っても、コンサートに行くほどではないけれどCDも何枚か持っていて、時々ライブなどが放送されると見ずにはいられないという程度ですが・・・。
作詞と作曲をこなし、声も容姿も個性的な歌手ってそんないませんし、竹内まりや、松任谷由実などと同様に日本のポップス界の創成期から活躍を続けてきたと言う事実とともに、いまだにその際だった存在感が輝きを放っているという驚くべき人です。1953年生まれですからもう・・・大御所ですね。(笑)
黒を基調にした舞台や衣装・・・。ピアノ、ドラムス、アコースティックベースにギターというJAZZ向きのバンド、4人ほどのストリングスという編成で、アレンジも軽妙洒脱なJAZZ風が多い・・・。元々囁くような歌唱スタイルだったし、ためらいがちな、謎めいた雰囲気もあって歳を経る事による衰えもほとんど感じません。曲調もシャンソン風やほのぼの系しっとり系の曲が多いから、疲れた心を癒すように染みこんでいきます・・・良いな〜・・・。
さすがに半分位は知らない曲だったけど、どれもそれなりに聴き応えがあり、知ってる曲では昔と変わらぬ印象にウットリです・・・。会場の聴衆はほとんどが中高年?(夫婦連れも多かったかも)、曲によっては涙を拭う人もチラホラ・・・おじさんも結構いたぞ!(笑)
彼女の曲は美しく静かなようでいて・・・実は大変激しい内面の葛藤を描き出すような面もあって思わず聴き入ってしまいます・・・その結果・・・泣けるんですね・・・。(汗)
生い立ちや音楽的バックボーン、人生観などについての彼女に対するインタビュー、聴衆やバンドメンバーへのインタビュー、リハーサル風景もありましたが、ちょっとお洒落で、それでいて音楽的にも人間的にも真摯なキャラクターが浮き彫りにされていました・・・。
彼女の場合、どちらかというと鮮烈で暗い感じの曲が多いけれど、最後の1曲が意外な程明るい曲調でした。ちょっと異質?とも感じましたが、作曲が他の人だったようです。今の暗い世相の中、彼女なりの言葉で「希望」を語ってくれた歌詞と健康的なメロディーが新鮮で良かったね・・・。
なお、このコンサートのDVDが2月に出るようです。曲目がちょっと違うけれどほとんど同じ内容かな?上のリストの( )の曲や特典映像が追加されているようです。インタビューなどは無いかもしれない。
久しぶりに良い時間を過ごせました。最後の舞台挨拶では「また一緒にやりましょう・・・いつか・・・」と言っていました。これは共演者に向けた言葉だったようだけど、ぶっちゃーさんの記事によると、ストリングスを担当する金子飛鳥氏が渡米することになり、その為もあって今回が最後と言う事になったらしい。本当に・・・またいつかやってほしいですね・・・。
もしあったら・・・次は是非行きたいね・・・妻と一緒に・・・。(笑)