雪太郎のつぶやき

美しいもの、面白いもの、切ないもの、考えさせる物・・・。一人が好きだけど、独りじゃ寂しい。そんな私のつぶやき・・・・。
クラシック音楽が苦手な人にはお薦めできません。暗いのが嫌いな人にはお薦めできません!!お子様にもお薦めできません!!
[謝辞]
父と母に、家族に、多くの慰めと喜びを与えてくれた、過去、現在、そして未来の芸術家達に、感謝!!
[おことわり]
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2008.03.31 Monday

エレナ・モシュク ソプラノ・リサイタル

久〜しぶりにHHK-FMを聴く。曲を作ってると・・・聞けないんですよね。(笑)大した曲じゃないのに、やはり他の「音楽」を聞く余裕が無くなってしまいました。プロの方が「聴かない」と言う気持ちがちょっと分かりましたね。(笑)

今日はルーマニア出身のソプラノ、エレナ・モシュクのリサイタルの録音。もちろん知らない方ですね。1曲目の「わたしは神のいやしいしもべです」が聴きたかったんです。良い曲ですよ〜。昔レナータ・スコットのレコード聴いて泣きましたよ。(爆)

う〜ん・・・ネッロ・サンティとのお仕事が多かったそうですが、良い声ですね・・・。透明で癖が無い・・・・。「ブラーボッ!!」と声がかかってましたが・・・このおっさんの声・・・前にも聞いたぞ!(笑)


− エレナ・モシュク ソプラノ・リサイタル −

1、「歌劇“アドリアーナ・ルクヴルール”から
        わたしは神のいやしいしもべです」チレーア作曲
2、「歌劇“清教徒”から ふたたび望みを〜あなたの優しい声が
        〜いらっしゃい、いとしいお方」ベルリーニ作曲
                (ソプラノ)エレナ・モシュク
                  (※2曲で15分00秒)

3、「歌劇“アンドレア・シェニエ”から ある日、青空をながめて」
                      ジョルダーノ作曲
                       (6分50秒)
            (テノール)ジュゼッペ・ジャコミーニ

4、「歌劇“つばめ”から ドレッタのなんと美しい夢」
                       プッチーニ作曲
5、「歌劇“ルチア”から あたりは沈黙にとざされ」
                      ドニゼッティ作曲
                (ソプラノ)エレナ・モシュク
                  (※2曲で14分15秒)

6、「歌劇“ルチア”から そよ風にのって(二重唱)」
                      ドニゼッティ作曲
                       (8分35秒)
                (ソプラノ)エレナ・モシュク
            (テノール)ジュゼッペ・ジャコミーニ

7、「歌劇“セミラーミデ”から 麗しい光が」   ロッシーニ作曲
                       (7分05秒)
8、「歌劇“マリア・ストゥアルダ”から ばら色の光が私に」
                      ドニゼッティ作曲
                       (5分20秒)
                (ソプラノ)エレナ・モシュク

9、「歌劇“カルメン”から 花の歌“おまえが投げたこの花は”」
                         ビゼー作曲
                       (5分20秒)
            (テノール)ジュゼッペ・ジャコミーニ

10、「歌劇“ボエーム”から ムゼッタのワルツ
           “わたしが町を歩くと”」プッチーニ作曲
                (ソプラノ)エレナ・モシュク
11、「歌劇“夢遊病の女”から
   おお、花よ、おまえに会えるとは思わなかった〜
           思いもよらないこの喜び」ベルリーニ作曲
                  (※2曲で12分20秒)
                (ソプラノ)エレナ・モシュク

12、「歌劇“ボエーム”から さようなら甘いめざめよ”(二重唱)」
                       プッチーニ作曲
                       (6分35秒)
                (ソプラノ)エレナ・モシュク
            (テノール)ジュゼッペ・ジャコミーニ

13、「泣かないおまえ」            デ・クルティス作曲
                       (3分50秒)
            (テノール)ジュゼッペ・ジャコミーニ

14、「歌劇“椿姫”から 花から花へ」       ヴェルディ作曲
                       (2分30秒)
                (ソプラノ)エレナ・モシュク

                    (ピアノ)浅野菜生子
  〜東京オペラシティ・コンサートホールで収録〜
                   <2007/4/10>
(〜NHK HP)

2曲目のベッリーニの後にテノールのジュゼッペ・ジャコミーニが登場しましたが・・・。ちょっと大味?
4曲目のドレッタのアリア・・・出だしからビックリ!!これは凄い!!滅多に聴けない透明な響きです!!これぞコロラトゥーラ!!??う〜ん・・・・・素直にブラ〜ボ・・・。(笑)

しかし・・・その後の2曲はね・・・。私ってドニゼッティのオペラってまともに聴いた事が無いんですが、今回聴いた限りでも、魅力的とは・・・思えないな・・・。(笑)何故「ルチア」がもてはやされるのか理解不能です。(笑)声は良いんですけどね。単なるショーピースにしか聞こえない・・・。通好みなんでしょうか?

7曲目のロッシーニもショーピース風なんだけど、ドニゼッティに比べるとずっと格調が高いように聴こえる。やはり天才か・・・。モシュクの最後の高音は・・・ちょっと人間離れしている・・。(笑)

8曲目はドニゼッティなんだけど・・・情緒連綿たる中々良い曲?(笑)天才たちのヒラメキは感じられないけどまずまずか・・・。

9曲目は「カルメン」からテノール独唱。ジュゼッペ・ジャコミーニって・・・1940年生まれ??!!(笑)オイ〜大丈夫か??!!(笑)

う〜ん・・これは中々良い・・・。そういえば、「カルメン」てフランス語でしたっけ?久しぶりなので記憶がありませんが・・・。ちょっと訛ってる?(笑)

10曲目は「ムゼッタのワルツ」。やはりプッチーニは天才だよな・・・。(笑)ただ、この曲はキャラクターがはっきりしているだけに、合う人と合わない人がいるように思えるね。モシュクは綺麗なんだけどちょっと違うような気が・・・。合う人だと異様に盛り上がるんだけど・・・。(笑)オケ伴でないせいもあるのかな???

11曲目はベッリーニ。この作曲家もドニゼッティ風で苦手かな?(笑)良い曲だけど・・・清濁何でもござれの、かなり聞き込んだ本格的オペラファンだったら絶賛するんでしょうね・・・ベルカントの魅力・・・という事かな?ほら〜おっさん連中吼えてるよ〜!!(爆)

12曲目は「ボエーム」から。

お〜・・・ジャコミーニも締まった良い声・・・。モシュクもちょっと翳りのある声で・・・。悲劇的な場面なのに、何故か明るい・・・そんな雰囲気がキチンと出ている。良い出来だ・・・ブラ〜ボ!!(笑)

アンコールはジャコミーニのナポリ民謡から。もういい歳なのに・・・渾身の歌唱・・・これは凄いですね!!さすがです!!

最後はモシュクの「椿姫」。う〜ん・・・定番ですからね・・・まずまず。

といういう事で久〜しぶりに聴きましたが、エレナ・モシュク中々良かったと思います。癖の無い技巧的にも優れた方だと感じましたね。できたらもう少〜し個性的な部分があるとファンになるかも・・・。(笑)とは言え、実力の程は良く分かりましたので、今後は名前を忘れないようにしたいですね。ムード

2008.03.29 Saturday

腰が

昨日は仕事を休んで家で寝てました。
腰が痛くて・・・・。(笑)

若い頃にやったギックリ腰が時々再発するんですが、一昨日会社でやっちゃったんです。

さほど酷くはないので、2〜3日寝ていれば大丈夫な程度ですね。ところが寝ているのも結構しんどい。仰向けに寝ると痛い!横を向くんだけど、寝返りを打つのが大変・・・。(笑)昨日はクリニックに行って薬を貰ってきました。寝ているのも退屈なのでPCいじったり・・・これも長くやってると腰に・・・寝ても立っても座っても長くはもたないんだよね。(笑)

ネットでmidiキーボードの手頃な奴とか探してみましたが、どれも一長一短かな?ボタンが一杯ついた格好良いヤツにするか、それともシンプルな一番安いやつにするか・・・いっそオークションで?・・・決めかねるな・・・。(笑)

今日はちょっと快調なので、朝出かけてきました。桜の具合を見にあちこち車で回ったんですが、この辺はまだまだでしたね。蕾から2〜3部咲きという感じかな?所により8分くらいかな?東京はもう満開らしいけど・・・田舎は・・・。さすが南北に長い日本列島・・・じゃないか?(笑)染井吉野は接木で増やすから遺伝子がみんな同じで、日照と気温の条件が揃えば一斉に咲いてしまうらしいけど、東京都内とこのへんかなり違うという事かな?

調子が良いと出かけたくなるし、無理して長引くのも困る。妻も腰痛持ちなので「家でおとなしくしていなさい!!」と厳しい!!(笑)薬を飲み、湿布薬を貼り、天気の良い外を眺めながらウズウズする私です・・・。桜

2008.03.27 Thursday

DVD「BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.4」

BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.4
BLUE DROP~天使達の戯曲~ Vol.4

はい入手しました第4巻です。

第8話、第9話の2話を収録。ビットレート8M前後。LPCM2.0 1536kbps。表紙を含めて16ページのブックレット付き。ケースのイラストはアザナエルとオノミルか。アザナエル・・・ちょっと苦手・・・。(笑)あ、シバリエルもいた?(笑)

巻頭インタビューはキャラクターデザインと総作画監督を担当された竹田逸子さん。大倉監督直々にお願いされたとか・・・。ほほ〜・・・。(笑)大倉監督と吉冨氏の間でのイメージのすり合わせに苦労されたそうですが、そのようなことを通して監督の人となりが分かって色々感心されたというようなお話が聞けます。2ページ目は粗筋と「エスエフ設定コラム」。今回はエミルフォース(3)。随分話が大きくなってきたぞ・・・。前にも書きましたが、このエミルフォース、説明されるほど分からなくなるような気が・・・・やはりそれが狙いか?(笑)

3〜4ページは今回から「メカニック」の紹介に。いわゆる設定集ですね。「アルメ先遣艦隊」「第5艦ブルー」についての解説も。う〜ん・・・設定集・・欲しいな・・・。そういえば、今回のDVDケース内側のイラストはエルボルーです。

最後は、吉冨氏書下ろし「舞い降りた天使」10ページ。第4話では、最後の部分で何やら大きく動く気配が・・・・・・。でも後2回しか無いんだよな・・・。(笑)

オーディオコメンタリーは第8話。沢城さんと、ミッチー役の雪野五月さんが登場。女同士で・・・話が弾みます!!(笑)

登場人物の名前は尾道のお店や名所からとったらしいが、その名前がらみの混乱や困惑の話、結構道のりが長かったね〜・・等々・・・裏話が満載です!!話に熱が入ると、声優としての微妙な話しに入りこんでいってひたすら聞き入ってしまいます。う〜ん・・デリケートだな〜・・・。かと思うと意外に・・・。(笑)最後の方でやっと第8話に触れ、ツバエルやアザナエルの話もあってうんうんと頷いてしまいます。

「繊細な会話で紡がれている物語・・・」「幸せでした・・・」

味わい深いお話が沢山聞けてとても良かった・・・。

映像特典は沢城さんと監督、吉冨氏の3人による20分ほどの座談会。今回から3回に分けての第1回。大倉監督と沢城さんは雑誌で写真を見ましたが、吉冨氏は初めて拝見しました。何か・・・イメージが違うな・・・。(笑)あ、でも「まんとら」のインタビューの似顔絵にソックリだ!!(爆)お二人とも既にオーディオコメンタリーでも登場されているので、最初からかなり細かい会話になります。出会いから尾道合宿・・・。そして悪戦苦闘・・・。(笑)

吉冨氏が「日本映画的な静謐な感じをフィルムに定着させたい・・・」として書いたのが第7話のシナリオで、ところがあれこれあって・・・・なるほどなるほど・・・裏話満載です。(笑)そうかタクシーの運転手か・・・。(爆)

吉冨氏は、当初かなり深く係わろうとされたようですが、ご自身のお仕事もあってかなわなかったのが残念とおっしゃってました。それが実現していたら、このお話もかなり変わっていたかもしれないそうです。それでもアニメ「BLUE DROP」は、良くある「普通のアニメ化」とは随分違う形で完成を見たという事が分かりますね。原作者と監督の熱意の結晶・・・でしょうか。

ということで、DVD第4巻買いましょうね。(笑)

DVDも第9話か・・・いよいよ結末に向かって進みだすんだよね・・・。ラブ

2008.03.26 Wednesday

分かっちゃいけない

今日の朝日朝刊を見ていて面白い記事が目に付いた。面白いと言うとちょっと語弊があるかも知れないが、極めて真面目な話でね・・・。

以前からちょっと触れたこともある連載「女と男」のまとめのお話らしいが、年齢を問わず男女の関係についての意見を神戸女学院大学教授の内田樹氏が述べている。

大雑把に言えば、昔の人間は理性的な大人の付き合いをしたものだが、最近の人間は社会性が無くなって子供のような付き合い方しか出来なくなっている。子供のようなとは言っていないが、『退行している』と言ってますね。具体的に『結婚にしばられて』『理想の結婚は一つしかない』と思い込んでストレスを溜め込み、『相互の敬愛の欠如』を『愛情の欠如』と勘違いしてしまっている

『なんでこの人はこんなこだわりがあるんだろうと、あふれる好奇心と敬意をもって見つめる。理解できないけれど、いつも一緒にいたくて抱きしめたくなる。なぜか。自分の中にあるブラックホールと対応しているからですよ。肝心なのは人間関係を理解と共感の上につくってはいけないということ。つくろうとするから、みんなすぐに離婚しちゃう』

相手のことを理解できなくても良いということですね。理解する努力は必要だが、理解できなくても、敬愛の念をもって見つめることが愛だと・・・。

内田氏は続けて、理解出来ない相手を「エイリアン」にまで例えてしまう。

『そんな何考えているか分からない不気味な生き物と暮らせて凄いと、共生できる能力に感動すべきなんです。ぴたり理解して生活できるのが愛だと勘違いしているから、ちょっとでも異物だと感じると、我慢できなくなる。幻である「100%の理解」が成立する関係を求めてしまう』

そうか相手が理解できない事を楽しむ事が大事なんだな!!??(笑)でも相手がエイリアンじゃ怖いよな・・・。(爆)

結局、死ぬまで分かり合うことが出来ないのが「当然」であり、長い年月をかけて『理解できる部分より理解できない部分のほうが多いことに気付く』ことが結婚生活なんだと・・・。

ずっと一緒にいるから言葉なんかいらないと思ったらダメですよ。どんどん言葉が増えてくるはず。これまで使ったことのないような語彙で語りかけないと。相手のことをわかっているとたかをくくっちゃうのが一番怖いんです。

「あなたの良いたいことは良くわかったわ」っていうのは別れのときのセリフでしょ。だから、わかっちゃいけないんです

女と男を漢字一文字で表せば「謎」。ミステリーは大事だよ』

こう言われるとちょっと楽になりますね。互いに相手を理解するための会話を惜しんではいけない。その上で理解できなくても当然であり、それでも相手を敬愛する念を持つことが成熟した男女のあり方ということでしょう。

私と妻はどうなんだろう?と考えるとちょっと複雑かな?(笑)互いに完璧な理解を求めている訳でもなく、謎だらけでもさほど苦痛と思わず、かと言って楽しんでいるわけでもなく、会話が多いという事も無く・・・まるで猫のよう・・・とりあえずつつがなく・・・・。(笑)

>ミステリーは大事だよ

ミステリー小説が大好きな夫婦だったら理想的なのかな?(笑)ホットコーヒー

2008.03.25 Tuesday

戦闘妖精雪風

Veohで「戦闘妖精雪風」全編を観る。

う〜ん・・・・美しい物語だ・・・。

全体の雰囲気は「BLUE DROP」に共通するものがあちこちに。超絶的かつ美しい戦闘場面、静寂に満ちた瞬間、緊張と安らぎが揺らめくように現われる瞬間・・・生と死の煌めき・・・人間的なるものへの信頼と憧れ?・・・切なくも不思議に清明な結末・・・・。

BGMも似ている場面が・・・おまけにシバリエルまで登場。(笑)

さすがに女子高生はいないし、涙も無かったけど結末の切なさは共通する物があります。

多分、大倉監督の世界観が目いっぱい表現されているんじゃないでしょうかね?これを見ると、逆に言って「BLUEDROP」はちょっと無理してない?という気もします。やはり監督も男の子でしょうからね。(笑)

この物語は原作もあるようです・・・文庫本か・・・ちょっと読んでみたいですね。あとはDVDとBDか・・・う〜ん・・・。(笑)飛行機

2008.03.22 Saturday

吉冨昭仁 ロングインタビュー1

最新アニメ情報と言うところをみたら吉冨氏のインタビューと公式HPのことが載ってました。

インタビューは「まんとら」NEWSと言うところです。

『BLUE DROP』の謎に迫る!吉冨昭仁 ロングインタビュー1

「BLUE DROP」誕生のそもそものきっかけとかアニメ化に際してのエピソードとか・・・興味深いお話が載ってますね。ロングインビュー1と言う事は「その2」もあるんでしょうから要注目です。

そして吉冨氏の公式HPも・・・有ったんですね!!(笑)

中々味のあるHPです。BLUE DROP関連の絵も大きく載ってますね〜。これは見ものです。「落書き置き場」なんて所もあります。ちょっと危ない絵(笑)やユリ系の絵もありますが、この辺も吉冨ワールドの守備範囲なんでしょう。

新しいネタが少ない「BLUE DROP」ですが、注意深く探せばまだまだあるかも知れませんね。聞き耳を立てる

2008.03.22 Saturday

二ノ宮 知子「のだめカンタービレ #20」

のだめカンタービレ #20 (20) (講談社コミックスキス)
のだめカンタービレ #20 (20) (講談社コミックスキス)
二ノ宮 知子

出ました第20巻。いつ出たのか知りませんでした・・・。(笑)

19巻に続いてターニャと清良、二人のコンクール挑戦記から始まりました。そして彼らの奮戦振りに刺激されて焦るのだめと、そんな彼女を持て余す?真一・・・。(笑)と言うところでしょうか?番外編としてはターニャと武士の恋模様も・・・捨てがたいですね。(笑)

今回は「バカ」という言葉が頻繁に使われていました。お上品な音楽家という常識?を覆す表現ではありますが、使われる場面によって色々なニュアンスがあって楽しめます。文字通りの罵倒する使い方から、共感や感動の表明、あるいは愛情表現まで・・・。いや〜日本語って・・・というほどではないかな?(笑)数えてみたら14回?(数える度に違うんだけど・・・。(笑))

見所はやはりコンクールの悲喜こもごもの人間模様がひとつ。そしてもう一つが、のだめの成長ですかね。前半はコンクールを観て発奮するのだめですが、マスターヨーダの一言でミイラ化・・・。(笑)

そしてそこから始まる真一の特訓。楽譜の中から何を読み取るか、真一の口から語られる言葉はなるほどと思えることばかりで要注目です。今までに何度も観た光景ですが、今回はのだめの開眼が描かれます。楽譜の中から声が聞こえる・・・。その境地に達したのだめ。そしてそこから始まる第一歩・・・。それは音楽家として開眼した彼女が、一人で歩みだす一歩だった・・・。

最後の2編の扉絵は旅立ちの光景・・・意味深です・・・。

元々、音大生の恋と音楽家としての成長を描くお話だと思いますが、これから先は・・・どうなんでしょうね?大人の音楽家として成長していくのだめと真一。もう青春物語では済まなくなりますね・・・。ムード

2008.03.20 Thursday

白い小鳥(Ver1.0)アップしました

曲ですが・・・中々上手くいかないので、とりあえず現状でアップしました。まだまだ恥ずかしいレベルです・・・。(汗)



歌詞は2番まで入ってます。実は4番+αまでできてますが・・・。(笑)

投稿してすぐにバージョン・ナンバーのミスに気付きましたがそのまま寝ました。(笑)先ほど修正版を再アップしました。(汗)

今回はニコニコ動画推奨の「ニコニコムービーメーカー」をダウンロードして使ってみました。使い勝手はWindowsのやつとほぼ同じ感じですね。機能は多いようですがまだ良く分かりません。すぐに分かる良いところはこのソフトで動画のアップロードまで出来る事ですね。今までのように順番待ちもありません。事前にエンコード?もやってくれてそのままアップまでしてくれます。タグの編集はさすがにアップしてからでないと出来ませんが・・・。それから画質が良い!!ほとんどオリジナルのままアップされてます。今までのは何だったのか?と思うほどですね。これはお薦め!!

そうそう、ニコニコに入れない方もおられるかと思いますので「PIAPRO」の方にもアップしておきました。音だけですが聴いてください。もっとも・・・ニコニコの方も動画ではありません。ヘタなイラストが一枚入ってるだけの静止画です・・・。(笑)

「PIAPRO」はこちらです。

聞いてみれば分かりますが、全体はAABBの2つのメロディーしかありません。繰り返しでお茶を濁しています。ですから伴奏も時間的には短いのですがマウスだけで入力してますから結構大変なんです。面倒になってあちこちごまかしてます・・。(汗)

よく聞くと分かりますが後半はレハールが入ってます。3拍子にするとモロに分かりますんで赤面ものですがこのメロディー・・・好きなんです。(笑)

本当はもっと静かに、ゆったりと、そして後半は劇的に・・とか頭の中では完成しているんですが、PCの前に座るとこんなに素朴な物しか出来ないのは何故???(笑)これからの課題です・・・。

という事で、この程度ならあなたにも出来ます!!さあ〜どうぞ!!(笑)眠たい

2008.03.19 Wednesday

著作権あれこれ

いや〜、少し書いてそのままになってますが、忘れているわけではなくて・・・只さぼっていただけです。(笑)やはりキチンと書くのは難しいので・・・。

前回は誰でも著作権を持てると書きました。独自の表現を発信した時点で著作権は発生しますが有効期限もあります。著作権の有効期限は、著作権者の死後50年間が有効期限のようです。細かい例外もあるようですが、基本は50年らしいですね。でも70年というのも聞いたことがあるが・・国によっても違うらしいし???

従って古〜い本や絵、音楽は使い放題という事ですね。これをいわゆる「パブリック・ドメイン」というらしいです。ただし、昔の「古い絵」をコピーするのはOKですが、それが掲載されている「古くない本」はNGかもしれませんので要注意です。音楽も同様で、「古い音楽」でも「新しい録音」のCDなどは無断でネットに載せたりしてはいけません。こういう場合はJASRACへどうぞ。(笑)

自分の著作権を主張したい時はサイトのトップや最下段の部分に表示をしましょう。良くあるのが「Copyright (C) 2000-2008 yukitarowww all rights Reserved.」なんて表示ですね。内容は、著作権有、2000年開設2008年更新、著作権者雪太郎、複製禁止、という感じですね。バリエーションは色々あるようですが、英語表記の方が良いでしょう。それから、(C)というのは本来は○の中にCなのですが、文字化けする事があるのでネット上では(C)でOKとなったらしいです。

で、私は・・・どこにも書いてません。ま〜内容的にかなり危ないですからね・・・。(笑)

自信満々のあなた・・・いかが??(笑)財布

2008.03.19 Wednesday

ヴィクトリア ハンリー「水晶玉と伝説の剣」

水晶玉と伝説の剣
水晶玉と伝説の剣
ヴィクトリア ハンリー 多賀京子訳 (2002年7月刊)

いや〜掘り出し物!!(笑)
表紙が御覧の通りとても地味でいかにも児童書という感じですね。最初にこれを手に取った訳ではありません。他の本を手にとって見たところ、なにやら前書きで別の本のストーリが書いてあって???と思ったんです。で、探してみるとありました、この本が。で読んでみる事にしたんですが、冒頭から読ませます!!

実にしっかりとした、骨格のような物を感じさせるのです。きめの細かい情景描写がされる上に話の展開に妙に落ち着きがある。安心して読めます!!

作者ビクトリア・ハンリーのデビュー作にして、いくつかの賞を得ているそうで、なるほどと思わせる出来ですね。

お話は良くあるタイプですね。赤い髪を持ち、我が儘で天真爛漫な王女さまの日常から始まり、挫折と苦難の日々を経て、彼女の成長と愛の成就が描かれています。この王女様は水晶玉を通して未来が見られる能力を持っていて、その力と彼女自身の個性によって波乱万丈の体験をすることになります。もちろん相手役の王子様も登場されます。(笑)「伝説の剣」と言うのはこの王子様に係わる品物です。

という感じでいかにもな展開なんですが、この二人の経験する苦難の道がかなりハードで、ハラハラさせられます。決して甘い展開のお話ではありません。命懸けの逃避行や戦いの場面もあって、むしろ平和な日常は極わずかと言っても良いほどですね。

後半がちょっとせっかちになりますが、まあ良いでしょう、全体としては良い出来だと思います。この作者の他の作品も読みたくなりますね。という事で、ほかの作品も借りてあります。(笑)

典型的な児童書ですが、苦難の道を歩む主人公たちの心理状態が丁寧描かれていて、大人も充分に読めると思います。近所の図書館にあったらぜひどうぞ。グッド

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