2007.01.31 Wednesday
今日の新聞
何だか面白い記事が少ない・・・。(笑)
精神的に余裕が無いと見えるものも見えない・・・という事かも知れませんが・・・。
一つだけ目に付いたのがありましたね。
「ウィークリー時評」池内恵(中東研究者)氏の「フセイン元大統領処刑、克服しがたい「政権転覆の歴史」」です。
昨年末の「処刑中継」が話題になりましたが、西欧文化圏の感覚では「とんでもない!!」という事も、彼の地では・・・・「歴史的に何度も繰り返されてきたことに過ぎない!!」という話。
政変の度に、「流血」と「映像の公開」が何度も行われてきた「歴史」があるんだそうです。恐ろしい事ですが・・・それが彼らの流儀であるわけですね。それは「前の権力者や対抗勢力が文字通り打倒されるのを人々が目の当たりして確認することで秩序が成立してきたという歴史の現実」であり、容易には克服しがたい・・・・。
「イラクに治安や秩序を回復させるためには、イラク近代史の政権交代のたびに現出してきた陰惨な光景を再現させたほうが良かったのだろうか。その場合、もちろん欧米諸国からは強烈な非難を受けただろう。しかし民主的な手続きを無理にも踏んでようやく成立した現政権下でも、結局は報復の応酬が社会の隅々に充満してしまったのである。恐怖による支配こそがイラクにふさわしいというのが、政権転覆という「実験」から得られた答えなのだろうか。」
彼らは、彼らの国、をどうするつもりなんでしょうか???「目覚めろ!!」と言って済む国ではなさそうか・・・・。
精神的に余裕が無いと見えるものも見えない・・・という事かも知れませんが・・・。
一つだけ目に付いたのがありましたね。
「ウィークリー時評」池内恵(中東研究者)氏の「フセイン元大統領処刑、克服しがたい「政権転覆の歴史」」です。
昨年末の「処刑中継」が話題になりましたが、西欧文化圏の感覚では「とんでもない!!」という事も、彼の地では・・・・「歴史的に何度も繰り返されてきたことに過ぎない!!」という話。
政変の度に、「流血」と「映像の公開」が何度も行われてきた「歴史」があるんだそうです。恐ろしい事ですが・・・それが彼らの流儀であるわけですね。それは「前の権力者や対抗勢力が文字通り打倒されるのを人々が目の当たりして確認することで秩序が成立してきたという歴史の現実」であり、容易には克服しがたい・・・・。
「イラクに治安や秩序を回復させるためには、イラク近代史の政権交代のたびに現出してきた陰惨な光景を再現させたほうが良かったのだろうか。その場合、もちろん欧米諸国からは強烈な非難を受けただろう。しかし民主的な手続きを無理にも踏んでようやく成立した現政権下でも、結局は報復の応酬が社会の隅々に充満してしまったのである。恐怖による支配こそがイラクにふさわしいというのが、政権転覆という「実験」から得られた答えなのだろうか。」
彼らは、彼らの国、をどうするつもりなんでしょうか???「目覚めろ!!」と言って済む国ではなさそうか・・・・。