雪太郎のつぶやき

美しいもの、面白いもの、切ないもの、考えさせる物・・・。一人が好きだけど、独りじゃ寂しい。そんな私のつぶやき・・・・。
クラシック音楽が苦手な人にはお薦めできません。暗いのが嫌いな人にはお薦めできません!!お子様にもお薦めできません!!
[謝辞]
父と母に、家族に、多くの慰めと喜びを与えてくれた、過去、現在、そして未来の芸術家達に、感謝!!
[おことわり]
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2006.11.30 Thursday

宗教を捨てよ!

と誰か言わないのか?????

さっきのニュースでもイラクの情勢をやっていたけど、連日の宗教テロはとどまる気配もないという。

本来、人間を救う為に存在するはずの「宗教」が、全く逆の現象の、悲劇の元になっている。世界の人々は、信仰の自由を叫んでも、そのために多くの血が流れる様を目にしながらら、ただただ手をこまねいているだけのように見える。はっきり言えば良いのにと、以前から思っている。

「宗教なんか捨ててしまえ!!」と。

他人を殺して当然と言うような宗教は「禁止」すべきじゃないのか?そんな「物」は「宗教」以前の「物」だと思う。聖職者の権威を守る為に、聖職者による恐怖から目をそらす為に、必死で宗教にしがみついているようにしか見えない人々。宗教なんかなくても人間は生きて行ける。(日本人を見よ!!(笑))宗教の呪縛を解き放ち、平和な世界を創ろう・・・。

目を覚ませ!!

と言うべき時ではないかと思いますね。ホットコーヒー

2006.11.30 Thursday

ピーターパンの伝記

ピーター・パンがかけた魔法―J.M.バリ
ピーター・パンがかけた魔法―J.M.バリ
スーザン・ビビン アラー

この間DVDを観てから,、作者のJ・M・バリーのことがちょっと気になってましたので、たまたま図書館でこの本を見つけて借りてみました。いわゆる伝記ですね。

読んで驚いたのは、あの映画って結構事実に沿っているんだという事ですね。映画では最初から「デイヴィス未亡人」となってましたが、彼女がご主人を亡くすのは、彼女自身が病に倒れる少し前の事だったようです。その点を除くと・・・・あの映画、大したものです。(笑)子供達との交流は、まさしくあんな感じだったようです。

ですから、この本で分かるのは、あの映画の前と後のこと、と思ってもらっても良いと思います。

まず「前」のことですが、バリーが子供の頃、兄が亡くなってしまい、悲しむ母親を元気づけるために、バリーが兄のまねをしたり、お話を作ったり?して創作に目覚めたという話。彼の作品の中には、いつも母親にあたる人物が登場したと言います。もちろん「ピーターパン」にも。

「後」のお話は、一応成功物語ではありますが・・・。彼も時代に翻弄され、多くの肉親や友人を戦争や、事故のために失ったという事です。その中にはあのモデルとなった子供たちも含まれています。多くの名誉ある役職や栄誉を受け、準男爵(バート)として「バリー卿」とよばれる存在になっても孤独だったようですね。最晩年にはマーガレット王女に「私の一番の友達」と呼ばれるほどだったとか。そんななか、バリー卿は慈善事業や、困っている仲間や芸術家の卵たちに、多くの援助を惜しまなかったそうです。

こんなことが分かると、あの映画も一層味わい深く思えますね。

今日のニュースで「ピーターパン」の新版が出版されたと報道されていました。なぜ?と思ったのですが、その理由を聞いて納得しました。バリー卿は「ピーターパン」関係の著作権をロンドンの子供病院に寄付していたのですが、この権利が来年消滅してしまうため、新たな収益元として「新版」が出版された、という事のようです。作者死してなお、子供達の為に生き続けるピーターパン・・・正に永遠の命を与えられたようですね。

ピーターパンはバリー自身という見方をすれば、この伝記は「ピーターパンの伝記」と言っても良いかな???読書

2006.11.29 Wednesday

「ゴーストハント」第9話

FILE3 「放課後の呪者」 #3。

「真砂子が呪詛の標的にされ、いよいよ麻衣達にも危険が迫ってきた。一方、ヒトガタは、笠井千秋の超能力を否定した生徒がいた場所から見つかる。犯人が笠井を信じない生徒達を狙ったのは明らかだ。とすると、やはり犯人は笠井なのか?しかし、ただ一人、産砂先生だけは笠井を庇い続けるのだった。そんな中、ついに麻衣にも呪詛が……!悪霊に狙われた麻衣は、助けにきたナルもろともマンホールに引きずりこまれ……」(〜TV東京HP)

え〜〜続く????(笑)ま、良いけど・・・。(笑)

いや〜〜、凄い展開になってきました、後半は怖かったですね・・・・。

あの「ランドセル」「マンホール」・・・・・記憶があります。原作に確かにあったな。
でも他は全く・・・。(爆)ヤバイぞ麻衣!!とういう感覚だけは、はっきり覚えています。これから先も思い出すのか???俺???(笑)

なぜかジョンが真砂子の救急車に乗って行ったり、リンのレポートが当然のように英語だったり、陰陽師はナルではなくリンだと簡単にばらしたり、あんなに高い金網を麻衣が軽々乗り越えたり、あれだけ深いマンホールに落ちても大して怪我しなかったり、あの手品?はなんだったのか?

ま〜、良いけど。(笑)
(そういえば、主婦Yさんの言うとおり・・・麻衣は学校どうしているのか????(笑))

次回も見ましょう。おばけ

2006.11.28 Tuesday

シェーンベルク 「ワルシャワの生き残り」Op46



ブーレーズ/BBC交響楽団、BBC合唱団、語り手ギュンター・ライヒ、1976年録音。昔購入したLPです。

1947年8月、クーゼヴィッキー財団の依属により作曲。「ワルソーの生き残り」とも言う。7分ほどの小品です。

12音技法で書かれているそうですが、聴きやすいと思います。オーケストラと語り手によるナレーション、最後に男性合唱が登場しての斉奏となって感動的に終わります。

「戦場のピアニスト」と言う映画がありましたね。第2次大戦中のポーランドのワルシャワ。いわゆる「ワルシャワ・ゲットー」で、ナチスのユダヤ人狩から身を隠すピアニストの孤独な逃避行の物語でした。(あの映画の一場面、ナチスに抵抗する人々の戦いの中で、撃たれた女性がストンと腰を落とし、そのまま前のめりにくず折れていく姿が印象に残っています。)
当然のことながら、あの時代の作曲家も、多大の犠牲を強いられたでしょうね。シェーンベルクが創ったこの曲は、そんな状況の中でのユダヤ人たちの最期の姿を、音楽を通して伝えてくれます。

この作品ではやはり、語り手の英語と一部ドイツ語によるナレーションが主役です。合唱はヘブライ語です。

収容所からの生き残りの回想が英語で語られる。最後の方のドイツ兵の「号令」はドイツ語ですが・・・戦慄を覚えます。

暗闇を切り裂くトランペットの響きで曲が始まる。

暗い朝の起床ラッパが鳴り響いて、「外へ出ろと」せきたてます。整列したユダヤ人をドイツ軍の軍曹が罵倒しながら殴り続ける。昏倒した「生き残り」が朦朧とした意識の中で聴いたのは・・・。軍曹の「番号!!」という叫び声。「もう一度!!もっと早く!!俺は1分以内に知りたいんだ!!何人・・・毒ガス室に引き渡すのかを!!!・・・・・・・・・・・・番号!

"In einer Minute will ich wissen wiviele ich zur Gaskammer abliefere! Abzahlen!!"

軍曹のドイツ語が強烈です。(ちょっと書き方分かりません・・・(爆))最後の「番号!」は絶叫ではなく極めて冷静にはっきりと・・・「アップ・・・ツェーレン」と、「冷酷非情」な表現で打ちのめされます。(訳は大体の感じでかなり省略しています。これから先は、LPに載っている柴田南男氏の訳です。)

彼らはふたたび始めた。はじめはゆっくりと。一、二、三、四。だんだんと早く、ついには疾走する野生馬の速さに聞こえた。そして、まったく突如として、そのさ中に、彼らは「イスラエルよ聞け」を歌い始めたのだ。

合唱
「イスラエルよ聞け。われらの神、主は唯一の王である。あなたは心をつくし、精神をつくし、力をつくして、あなたの神、主を愛さなければならない。きょう、わたしがあなたに命じるこれらの言葉をあなたの心に留め、努めてこれらをあなたの子らに教え、あなたが家に座している時も、道を歩く時も、寝る時も、起きる時も、これについて語らなければならない。(旧約聖書「申命記」第6章、第4節〜7節によった。)

ヘブライ語の男性合唱と、オーケストラのフォルテがピークに達した時、突然終わる。
(まるで、ガス室の扉が閉まるように。)

最近のブーレーズは大家、名指揮者と成られておられますが?、30年前の彼は私にとっては「尖がった指揮者」でした。(笑)「火の鳥」のCDなどの、明快な指揮も素晴らしかったんですが、私はこのレコードのような「尖がった」曲も好きでしたね。

今現在、この作品はカタログから消えている様ですが、なぜなのか?不思議です。聞いていやな思いをする人も世界には多いでしょうから?・・・。でも若い人達には、聞いて欲しいですね。いや、聞くべき音楽じゃないかと思います・・・。これほど、人間の尊厳が踏みにじられる様を、冷静に、そして哀しみをもって描かれた音楽が他にあるのか?私は知りません。(いや、ホントに知らないんだってば・・・。(笑))

HMVで検索すると他の演奏者の新盤が4点くらいあるようですね。るんるん

2006.11.27 Monday

新潮流?ピリオド奏法

昨日のNHK教育TV芸術劇場の前半は、指揮者の金聖響氏が登場して「新潮流ピリオド奏法」と銘打って興味深い話をしてくれました。

この間から「ノンヴィブラート奏法」などについて取り上げてきましたが、この「ピリオド奏法」こそ、総本山?のようですね。(笑)

「今、ヨーロッパのメジャー・オーケストラが、続々と「ピリオド奏法」を取り入れ、新たな潮流を作っている。
ピリオド奏法とは、19世紀以降、重厚路線を歩んできたオケの響きを見直し、作曲された当時の奏法、解釈に立ち返ること。
ピリオド奏法のパイオニアは、ニコラウス・アーノンクール。1953年に古楽器によるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを結成し、そのノウハウをモダン・オーケストラにも持ち込んだ。
日本でも、ピリオド奏法を取り入れるオーケストラが出始めている。その一つが、東京交響楽団。2年前にユベール・スーダンを音楽監督に迎え、オケの響きが一変した。その他、ハーディングと同門の金聖響が、大阪シンフォニカーやオーケストラ・アンサンブル金沢などで、ピリオド奏法を取り入れたベートーベンに挑戦した。番組では、新潮流の現場を伝える。」(〜NHK HP)

説明できるほど知らないんだけどな〜〜・・・。(爆)

金氏の説明だとピリオド奏法とは、曲が作られた時代の奏法に立ち返ることで、(現代楽器で)当時の響きを再現することが目標。(古楽器も可。)
1、ヴィブラートは基本的には使わない。装飾などの限定的な使用。
2、アーティキュレーション(発音方法?)も変える。楽譜の読み方まで含めて検討する必要がある。(例スタッカートは音を飛ばすのではなく分ける・・・。意味不明だけど・・。(笑))
3、テンポは早めになる。小編成のオケで軽やかな演奏をするようになるから、必然的にテンポは速くなる。
と言うような話だったと思う。
また、金氏は、1993年(学生時代)にサイモン・ラトルの指導を4日間受けて(モーツァルトの交響曲38番「プラハ」)新鮮な音楽にショックを受けた、というような話もあって驚きました。そんなに昔からやってたんですね・・・。

2年前から東京交響楽団を指揮するスーダン氏は、弦楽器はヴィブラートを使わないから表現の幅を広げるために、弓を大きく柔軟に使いダンスをするような軽やかな演奏をするように求めていた。

この間のノリントン卿/N響の練習風景も出ましたが、ノリントン氏はオケに対して「ヴィブラートはどうしましょうか?挑戦してみますか?」と言う感じで始めたのにはビックリしましたね。オケも指揮者も、皆さん紳士なんですね・・・。(笑)その上で、「できるだけ弓を使いましょう。」と言いながら、現在の楽譜には書かれていない「18世紀のルール」に従った音の強弱(小節毎に強弱をつける)を追記させる・・・。「演奏に必要なのはテンポ、楽器配置や数、強弱、フレージングなどを「18世紀のルール」に合わせ、ただ誠実に演奏するだけです・・。」と。

N響のコンサートマスターの方は、「音楽の表現としてはナチュラルな方向」と好感していました。

アーノンクールのインタビューもありましたが、過激なことは言ってませんでしたね。「歴史に忠実なだけの演奏が、聴衆のためになるかと悩みます。博物館じゃないんですからね。私は音楽の生命を伝えたいのです。「原点」を知り、そこに生命を吹き込むのです・・・・。」やはり、50年も前から取り組んでる人は違いますね・・・・。

5年前のラトル/ウィーン・フィルの来日公演ではウィーンフィルがラトルに対して、「ピリオド奏法で」と頼んだとか、今年の来日演奏会でも、パーヴォ・ヤルヴィやハーディングも・・・・。

ヨーロッパでは5年ほど前から、日本でもここ数年・・・、いずれにしろ、このような流れは、既にかなり広がりつつあるという事は分かりました。これから聞けるコンサートや放送も、そんな観点で聴くようにしないと「なんか違うな」という感想を持つだけで終わってしまうかもしれませんね。(笑)今までに無い「新しい響き」が聴ける「ピリオド奏法」という事でしょうか。

21世紀になって姿を現し始めた、クラシック界における新しい潮流「ピリオド奏法」。20世紀の「巨匠の時代」は・・・・名実共に・・・・終わりを告げた、というようにも思えますね。

「ピリオド奏法」脳みそにインプットしましょうね!!工具

2006.11.27 Monday

ドラマ「のだめカンタービレ」第7話

最後の階段の場面・・・・美しかった。
千秋の、苦悩の淵を垣間見せた手法は素晴らしかったですね!!
オルガンの調べ(バッハの小フーガト短調)が千秋の背負う「十字架」を暗示しているようで・・・泣けた。
この調子で行って欲しいね〜〜!!

でも他の部分は・・・・。

「みんなバラバラ・・・。」(byのだめ)

確かに・・・。(笑)

役者さんも、スタッフも一所懸命やってることは、一目瞭然なんだけど、詰め込みすぎて消化不良を起こしているような気がしますね・・・。原作尊重は良いのだけど、もっと自然な演技と展開を・・・期待したいですね。原作ののだめは、彼女なりにとても自然な振る舞いをしていると思うんだけど・・・。カチンコ

2006.11.26 Sunday

今日は寒い!!

ですから買い物と図書館だけでした。
昨日ちょっとお散歩しました。近所の沼ですが、鴨が少し来ているだけで殺風景でしたね。紅葉がきれいになってきたので写真に撮りました。





2006.11.26 Sunday

題名の無い音楽会21

「2000回記念(3) クラシック珠玉の名曲」 と題して。2000回SPの第3弾!
指揮者・沼尻竜典さんと東京交響楽団、ウラディーミル・スヴェルドフ(ピアノ)、グレゴリー・クンデ(テノール)の共演でした。

1曲目のチャイコフスキーのピアノ協奏曲 第1番 (第3楽章のみ)は、一度こけたらアウトという感じの曲ですが(笑)発止とした良い演奏だったと思います。実は、このピアニストで気になったのは演奏ではなく、プロフィールなんです。(笑)アシュケナージの甥にして、アルヘリッチの義理の息子・・・・!!(笑)親戚が偉い人だと大変だねと・・・・同情してしまいそうです・・・。(笑)

グレゴリー・クンデ(テノール)という人は、陽気なアメリカンという感じで、あまり期待してなかったんです。(笑)ところが、聞いてみたら中々・・・。羽建さんはハイCの音が出せると説明してましたが、確かに、危なげなく安定したハイCを聞かせてくれました。「安心して聴ける」という事でも大したものと思いますよ私は・・・。(笑)

「愛の妙薬」より“人知れぬ涙”、「連隊の娘」より“友よ今日はなんて楽しい日”、「リゴレット」より“女心の歌”の3曲を歌いましたが「安心して」聴けました。(笑)それよりこの人、歌っている時の表情が良かったですね。プロとして、表情で魅せるという事も重要でしょうから、何となく感心しましたし、日本人の方も・・・・と。(笑)

最後の「女心の歌」を聴いてて思ったこと。

「リゴレット」の曲想から言うと、なんてかけ離れた歌なんだろうと感じましたね。馬鹿な恋人のために命を捧げる娘と、愛する娘のために良かれと思って手を汚した挙句、全てを失う父親。悲劇の極みのドラマなのに、「女心の歌」という軽薄?な歌が重要な役割を果たすなんて・・・。作曲者ヴェルディの、非情なまでの発想に「おののく」のは私だけでしょうか?だからこそ最終場があんなに劇的なんだと、分かっちゃいるけどね。ホットコーヒー

2006.11.25 Saturday

南部の香り

レオン・ラッセル
レオン・ラッセル
レオン・ラッセル

1969年から1970年にかけて録音されたアルバムです。古いんだけど新鮮!!(笑)
好きでしたね〜・・・・・レオン・ラッセル・・・・。ラブ

アメリカ南部の不良が寄ってたかって、好きなように作ったと言う感じの音楽。俗に「LAスワンプ」とか言われた独特なノリですね。ゴスペル、ブルース、R&B、カントリーミュージックまで含んだロックです!!ところが録音は大部分がロンドンで、一部L・A、メンフィスなどで・・・・。バックバンドもクラプトン、ジョー・コッカー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、スティーブ・ウィンウッド・・・・豪華・・・。(汗)

レオン・ラッセルって親分みたいな存在だったようです。(よく知りません・・・。(笑))

1曲目が誰でも知ってるでしょう「ソング・フォー・ユー」。だみ声?渋い声です!!その他は知られて無いでしょうが・・・。南部の香りぷんぷんのロックばかり・・・。好きです・・・。(笑)

後年「スーパースター」や「マスカレード」等の、カーペンターズの曲で有名になる前の、個性丸出しの、アルバムジャケットそのままの音楽ですね。拍手

2006.11.25 Saturday

聖書の名シーン




マリアのウィンク―聖書の名シーン集
視覚デザイン研究所・編集室

バッハの受難曲やカンタータ、R・シュトラウスの「サロメ」、ベルリオーズの「キリストの幼時」とか聖書を題材にした曲は無数にありますね。それらをより良く味わうには、聖書の知識が必要になります。(ま〜無くても良いんですが・・有った方が楽しめますね。)

この本は、その聖書の知識を分かり易く、楽しく理解できるように考えて造られています。内容的にもかなり本格的で細かいことまで書かれていますので、一般的にはこれ1冊あればOK!!と言いたい位ですね。言葉だけでは分かりにくいと思いますので、ちょっと「あれ」ですが(笑)・・・代表的な部分を載せておきます。






出版元が「(株)視覚デザイン研究所」ということでも分かるように、本来この本は、宗教画のガイドとして書かれているようですが、読んだ感じは完全な聖書、キリスト教、ユダヤ教などのガイドブックです。音楽でも全く同じに役立ちます。お薦めします。グッド

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