プロムス2006ラストナイトコンサートを観る。
2006年9月9日、ロンドンのロイヤル・アルバータ・ホールでの収録。
アナウンサーは、いつものおじさんだよ〜〜。(爆)
あ〜〜ステファニーちゃん?が懐かしい・・・。(笑)
1曲目はショスタコーヴィチの「祝典序曲」。彼の場合はその曲の政治的目的を思わず考えてしまうところが辛いけど・・・。(笑)いや〜〜!!!素晴らしい!!(笑)元気一杯じゃないかドミートリー君!!(爆)こんな曲が書けるなんて良かったね〜〜。
2曲目はボロディンの「イーゴリ公」からのアリアか・・・。バリトン独唱がホロストフスキー・・・。いずれにしろ・・・始めて聴くので。(笑)やはりロシア語は・・・ちょっと根暗に聞こえますね〜。(笑)暗い冬の事を考えると仕方ないけど、情念のこもった低音が凄いですね。
3曲目はヴェルディの「エルナーニ」からのアリア。知らない曲。(笑)最初は重苦しいんだけど、途中からは軽やかなベルディ節が・・・。曲自体は始めてなのに、あちこちに聞き覚えのある音がして思わずニヤリでございます〜。(笑)
4曲目はルビンシテインの「ネロ」からのアリア。知らない曲。(笑)ハープが大活躍して楽しい!!
5曲目はコリン・マシューズの管弦楽曲「ヴィーヴォ」。新作の様です。メリハリの利いた分かり易い曲。でもどうしても頭でっかちで・・・だから何?と言いたくなるな〜。(笑)作曲家には申し訳ないが、なくても困らない曲かな。作曲家を育てるには、このような場で積極的に取り上げることが大事だから良いんだけど・・・。率直に言ってもう二度と演奏されそうに無いと思う・・・。何度も聞きたい!!そんな曲を書くことは恥ずかしいのかな現代の作曲家は・・・。
6曲目はプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番。ソリストはムローヴァ!!ストラディバリが、なんだか大きく見えるな〜。
第1楽章・・ソロで始まる・・・う〜〜ん深い音だ・・・。でも・・なんか・・間延びしてんだよなオケが・・・・。(笑)2楽章も・・・・。プロコフィエフってもっとメリハリを利かせて欲しいと・・・・。と、2楽章が終わった所で・・・拍手が。(爆)いや・・・良いんだけどね・・・。(笑)第3楽章も・・・。(笑)ひょっとしたら、はじめて聴く曲なのかしらん?(笑)多分そうだ。始めて聞いてるんだよね・・・。(爆)
7曲目は「タンホイザー」の大行進曲。軽快なテンポ・・・・。軽いな〜〜・・・。(笑)ワーグナーなのに・・・・。(笑)重々しい足取りの中から徐々に湧き上がる歓喜の場面だと思うんだけどな〜〜。エルダー君・・・・。
8曲目はコーツの行進曲。伸びやかな曲。「すべての労働者を呼び集めて」という曲名・・・。ソビエト共産党が喜びそうな曲だ。(笑)
9曲目はカルメンから闘牛士の歌。ホロストフスキーのバリトン。会場の聴衆も歌ってる!!(笑)最後はホロ君、胸から英国国旗を取り出して大サービス!(笑)こういうユーモラスな場面も見所ですよね。
10曲目はセドイの「モスクワの夕べ」。聞けば分かるあのメロディーってやつ。ホロ君に民族楽器とピアノも加わって、モスクワの酒場の一コマと言う感じも。(笑)
11曲目はポセッティの「大騒ぎ」。金色のセクシー衣装に着替えたムローヴァが登場!!ラテンとポップとクラシックの融合と言う感じの楽しい曲。ジャム・セッションだね。今までに無い、新機軸ですよこれは・・・。
さて12曲目以降はもう毎年の定番ですね、何もいう事はありません・・・。
「行進曲“威風堂々”第1番」 エルガー作曲
「イギリスの海の歌による幻想曲」 ウッド作曲、チルコット編曲(追加民謡等?)
「エルサレム」 パリー作曲、エルガー編曲
「イギリス国家」 ウッド編曲
「蛍の光」 スコットランド民謡
さて、一応画面には対訳が出てますが、以前紹介したCDで予習しているともっと楽しいんですが・・。(笑)
「威風堂々」・・・歌ってます聴衆が!!う・うらやまし〜〜〜〜!!!!!!!(笑)
「希望と栄光の国よ、自由の母よ、いかに褒め称えよう、自ら生まれた国を。広く、さらに広く、国境は定められている。力を与えた神よ。さらなる力を与えよ。」
第2の「英国国歌」とも言われるこの曲はカッコイイのですよね〜〜!!
「英国の海の歌による幻想曲」・・・他の会場との連携プレーや、会場の聴衆の拍手やパフパフ?の悪乗りプレー等など・・・楽しすぎ〜〜!!(笑)「ルール・ブリタニア」も続けて演奏されてますね。
「ブリタニアよ、大海原を治めよ。決して屈することはない。・・・」
凄い歌詞です・・・。
そして「エルサレム」・・・美しい曲だけど・・・やはり凄い歌詞です。(笑)
「・・・・・我は内なる戦いを止めず。我が剣は眠ることは無い。イングランドの爽やかな緑の大地に、エルサレムを建てるまで・・・。」
最後に指揮者の、ユーモアを交えたスピーチが延々と〜。(笑)外国人には難しいね。(笑)
一つ良いことを言ってました。
「わが国の歌の伝統は永遠に不滅です。わが国の学校教育の中で、特に小学校の教育の中で勇気と熱意と創意をもって音楽の楽しさを教えましょう。歌はつぶやきではなく、体と心からほとばしり出る物です。未来の為にも・・・。」
マーク・エルダー良いやつかも〜〜!!(笑)
そして「英国国歌」
「神よ我らが女王をおまもりください。末永く命がありますよう、神よおまもりください。女王に勝利と幸福と栄光を。末永い治世でありますよう、神よ女王をお守りください。神の選ばれし贈り物が、女王の上に注がれんことを。末永い治世でありますよう。我らの法を守り、我らに大儀をお与えください。心と声をもって歌う大儀を。神よ女王をお守りください。」
花束と贈り物(渡したのはナオミ・ファーガソン嬢・・・最年少プロムナーダーらしい。)を受け取った指揮者が舞台を去り、コーラスの先導で「蛍の光」の合唱が・・・。体の前で腕を交差させて隣人と手を繋ぎ・・・、会場全体が一体となるフィナーレは中々感動的ですね。
それにしても・・・このコンサート・・・とても愛国的なイベントなんですね〜〜!!
さてこんな感じのプロムス・ラストナイト・コンサート、楽しそうでしょ〜??
見られなかった方・・・来年までお待ちください!!(笑)
(多分・・・再放送有ると思いますけど・・・・。)