雪太郎のつぶやき、あるいはプリンセス達の花園

あ〜!!おじさんなのに、「プリンセス・プリンセス」に嵌ってしまった〜〜!!(笑)
美しいもの、面白いもの、切ないもの、考えさせる物・・・。一人が好きだけど、独りじゃ寂しい。そんな私のつぶやき・・・・。ちょっとキモイかもね〜。
クラシック音楽が苦手な人にはお薦めできません。暗いのが嫌いな人にはお薦めできません!!お子様にもお薦めできません!!
[謝辞]
父と母に、家族に、多くの慰めと喜びを与えてくれた、過去、現在、そして未来の芸術家達に、感謝!!
[おことわり]
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2011.12.07 Wednesday

鶴ヶ島シティー・オケ 第30回記念演奏会 ( 前橋交響楽団合同演奏会)

先日の日曜日、色々と忙しかったのですが以前から予告されていた大演奏会が行なわれたので出かけてきました。

(すぐに投稿しようと思ったのですが、途中何度か保存出来ずに随分書き直しが発生してしまいました。記憶がかなり曖昧になっている部分もありますがご容赦を・・・。)

今回は・・・鶴ヶ島シティー・オーケストラ  第30回記念演奏会 ( 前橋交響楽団合同演奏会)です。

実はここ、以前にも紹介しているのですが、名前を出すのは今回が初めて。あえて隠す必要も無いと思えますし、結果的に素晴らしい一時が過ごせましたのでと言う事で・・・。(笑)

このオーケストラは隣町のアマチュア・オーケストラなのですが、現在の指揮者が群馬交響楽団で第一トランペット奏者を務めている重森氏と言う事もあってか?アマオケらしからぬ出来の演奏を聴かせてくれるのです。しかも・・・無料!!ひたすらありがたや〜!!でございますね。<(_ _)>

さて、このオケ、年1回の定期演奏会(その他にも1〜2回あるらしい)を続けてきて遂に30回を迎える記念コンサートと言う事で、最初に書いておいたように群馬県のアマオケ前橋交響楽団(指揮者が同じ重森氏)と合同で未曾有の大演奏会をやってくれました。曲目は・・・。

1、ベートーヴェン      交響曲第1番
2、マーラー         交響曲第1番
3、ヨハン・シュトラウス供 屮Εーン気質」(アンコール)

正直言ってどんなハプニングが待ち受けているのかな???・・・と楽しみに出かけたわけです。(笑)

とは言っても、今回と同じプログラム、同じ編成の合同演奏会を10月に前橋市で行なっていると言う事なので2度目の本番になる訳で、それなりに完成度が高くなるはずですからある程度の演奏は期待できるかも・・・とも思ってはおりました。

会場は隣町の文化会館。ワンフロアー1000席少々ですが、定刻には老若男女の聴衆で9割方は埋まっていました。みんなマーラーが聞きたいのか???それとも無料だから???何とも言えませんが・・・地方都市でクラシックの演奏会にこれだけ入るのは大したものです。

開演前の舞台上を見ると・・・ハープが1台、コントラバスが7本!銅鑼に大太鼓・・・ティンパニ2セット!!(3個+4個組)・・・両袖と舞台上、そして客席後方にビデオカメラ・・・計4台、その他椅子がいっぱいと・・・いつもと違ってただならぬ雰囲気・・・?(笑)

プログラムを見ると、鶴オケと前響は半々か6:4位の割合らしい。他に助っ人の方8名くらいも含めて、マーラーの場合は総勢100名ほどになる大編成で、正しく・・・未曾有の大演奏会です!!

本当に・・・無料で良いのか??と心配になりました。(汗)

午後2時開演・・・颯爽と登場した森重氏のタクト一閃!!

まずはベートーヴェン・・・。

ベートーヴェンでも第1番となると正直ほとんど聞く機会がありません。ここ数年のピリオド奏法ブーム?にのった外来オケの放送などで聞き知ってはいますがほとんど先入観無しで聞いてみると・・・4番や8番に通じる中々の名曲で・・・さすがは楽聖と感心しますね。

但し・・・アマチュアにはちょっと難しい?

前半は・・・う〜ん・・・ちょっと硬い・・・当然ですがアマチュアらしい薄い響きです。プロオケの柔軟で推進力を感じさせる演奏とは較べるべくもないかな・・・特にゆったりとした第2楽章はアンサンブルの乱れがモロに分るので辛い?楽聖・・・甘くはありませんね・・・素顔の美しさが重要か・・・。(汗)

とは言っても、全体として大きな乱れは無く、後半は軽快な曲調もあって楽しめました。名曲の片鱗は充分に伝わる演奏でしたね。

休憩をはさんでの後半はマーラーです。

この曲・・・ベートーヴェンと違って初めて聴いたのは30年くらい前。それこそ耳タコ物の曲となっています。若い頃は通勤電車の中でエア演奏会を楽しんでいたものですね。(笑)特に第4楽章は若い血潮を沸き立たせてくれて・・・懐かしい・・・。

作曲者自身が自分自身を表す「巨人」と言う副題を付けたらしく、余りに尊大な発想に呆れる面もありますが、時代を切り開く先駆者の自覚があったればこその事でしょうから、マーラーらしいと言えば言えるのかな?その自負心が形を成したようなセンチメンタルな旋律と、傲然とも言える巨大な音塊の圧倒的存在感とのコントラストは強烈で、煮えたぎる血潮の持ち主にはピッタリですし、もう若くもない私にとっては元気付けの特効薬みたいな曲ですね。(笑)

で・・・良く良く考えたら・・・実演で聞くのはコレが初めてです!!

後半のチューニングが始まり・・・舞台上にはぎっしりと約100名の団員が揃って期待が高まります!ファゴットが4本、ホルンが・・・8本!?木管も金管も弦も・・・いつもの倍ですから圧倒されます。

そして・・・もっと驚いたのが演奏が始まってから!!

暗譜の重森氏がタクトを振ると・・・霞のような弦の音・・・奥深い森の静寂を思わせホール全体を振るわせる低弦の響き!・・・ほとんど戦慄的な音像が出現していて圧倒されました!!

こんな曲だったのか・・・・しばし呆然・・・冒頭の3分程でしょうか?実演の凄みを味わえましたね。

舞台脇からのトランペットも違和感なく、ホルンその他、細かな傷はあっても音の流れはゆったりとしていて浸れました。舞台に戻ってきたトランペット・・・4人かな?遠くて良く分からなかった。(笑)

流石に弦の精妙さを要求される部分や弱音を要求されるホルンなどはかなり辛い部分もありましたが、終始安定したテンポにのった演奏は起伏の大きい展開部を見事に乗り越えてくれて最後まで楽しめました。

ハープは意外に目立つし、ティンパニは一応分担しているんだとか、大太鼓って重低音が凄い!なんて、CDや放送録音では絶対分らない部分もあって面白〜い。

一ヶ所だけ首を捻ったのは・・・3楽章中間部?・・・時間差攻撃みたいなハープ(笑)の後の弦・・・何だか随分長くなかったかしらん???多分・・・気のせいだろうけど・・・。(汗)

そして・・・やはり4楽章は体温が2度位は上がった!!(笑)

まさか・・・実演でスタンドアップしたホルンの輝きが見られるとは思わなかったし、クライマックスに向かって坩堝と化す舞台上の熱演の前には少々の傷は気にもならず、いつまでも続いて欲しいのに終りが見えてくるやるせなさもあってひたすら聞き耳を立て、団員の奮闘を凝視するのみでした!

そして・・・迎えたコーダ!

咆哮する金管!連打されるティンパニ!!切迫感を訴える高弦!轟音を立てる低弦!少しでも長く聞いていたい私の好みからするともっとジックリと時間をかけて欲しかったけど、ちょっと早めながら変にテンポをいじらない運びですっぱりと終わってくれました!

終わって会場騒然!ブラボーが飛び交い・・・ちょっと感動的でしたね〜。(笑)

アンコールは「ウィーン気質」。重森氏による鶴尾オケ、前響メンバーの紹介などもあって、肩の力が抜けた軽妙な演奏でした。

全てが終わって楽団員が立ち上がった時、いつもと違ってパート毎に互いの健闘をたたえ合うような交歓場面が見られ、改めてこの日の演奏会に意義に思いが至りました。考えて見れば、この日を迎えるために、プロアマ問わずどれほどの人がどれほどの役割を果たしたのか?無料の演奏会と言う事実を思うに、思わず頭が下がる光景でしたね。

改めて、楽団員及び関係者の皆様に熱く御礼申し上げます。<(_ _)>


帰りのロビー・・・アンケートとともに、募金の箱に迷わずお札を入れました・・・少ないけど・・・。(笑)

演奏のレベルから考えるとそろそろ有料化を視野に入れても良さそうな気もします。景気が大崩れしない限り、とりあえず500円でお願いしたい。(笑)

と言う事で、生演奏の迫力に圧倒された日曜日の午後でしたが、また行きたいですね〜。

2019.11.10 Sunday

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