雪太郎のつぶやき

美しいもの、面白いもの、切ないもの、考えさせる物・・・。一人が好きだけど、独りじゃ寂しい。そんな私のつぶやき・・・・。
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[謝辞]
父と母に、家族に、多くの慰めと喜びを与えてくれた、過去、現在、そして未来の芸術家達に、感謝!!
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2009.06.12 Friday

さらばブレンデル! マッケラス/ウィーンフィル演奏会

昨夜録音しておいたNHK-FMのベストオブクラシックを聴きました。

 − ウィーンのオーケストラ −(4)

 ▽チャールズ・マッケラス指揮、
          ウィーンフィルハーモニー管弦楽団演奏会

「交響曲 第40番 ト短調 K.550」  モーツァルト作曲
                      (27分10秒)

「ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K.271」
                      モーツァルト作曲
                      (35分00秒)
             (ピアノ)アルフレッド・

「交響曲 第4番 ハ短調 D.417“悲劇的”」
                      シューベルト作曲
                      (29分00秒)

        (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
               (指揮)チャールズ・マッケラス
  〜オーストリア・ウィーン楽友協会で収録〜
                  <2008/12/18>
  (オーストリア放送協会提供)
(〜NHK-HP)

私のPCの中のwavファイルで一番古いのは1981年9月のものです。(もっと古い物もありましたが、カセットテープの劣化のため捨てたもの多数、劣化していなかったものはMD数十枚に保存してあってPCには入れていません。)

1981年9月24日東京厚生年金会館「アルフレード・ブレンデル リストの夕べ」です。
東京厚生年金会館て・・・懐かしいですね・・・行ったことないですが・・・。(汗)

今聴いても凄い演奏で、私にとっては、ブレンデルというピアニストと共にリストという作曲家をも発見することとなった忘れられない「記録」です。
昨年の年末に見たTV放送とともに永久保存版となりそう・・・。

さて今回のFMの放送ですが、以前からブレンデルの「ラストコンサート」と聞いていたものだったので、真剣に聞きましたよ・・・。

指揮のマッケラスは聴いた記憶がほとんどが無いのですが、「カーチャカバノヴァー」のLP!で素晴らしい演奏を展開してくれた記憶があって信頼しています。交響曲2曲はあまりにしみじみとした曲でちょっと・・・分かりません。(笑)が、こういう地味なプログラムでも受け入れてくれる聴衆というのも凄いな〜と妙に感心。

とりあえず、メインはブレンデルとのモーツァルトだと割り切って聴きましたが・・・ピアノ協奏曲第9番て・・・中々良い曲じゃいか?

当然のことながら(笑)、モーツァルトの沢山あるピアノ協奏曲については「ある」という事以外全く知りませんし、メロディーの印象もなにもないのですが、この9番のコロコロと転がる音やしみじみ系のメロディーには聞き覚えがあって思わず聴き入ってしまいました。

かすかに聞こえる唸り声はブレンデルのもの?いかにも高齢の老人のそれとしか聞こえないのですが、気負いもなく淡々と最後の演奏に臨んでいる様子がうかがえてちょっとしんみり・・・。

演奏を終わって沸き上がる拍手は盛大でしたね・・・。

世紀の名演奏・・とかそういうのものではなく、ある音楽家の「記憶」として保存させていただきましょう・・・。

2024.03.17 Sunday

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