2014.04.06 Sunday
TASCAM オーディオインターフェイス 192kHz対応 US-366購入
ティアック
¥ 16,020 (2013-02-28) |
オーディオインターフェースには以前から純粋オーディオ用とDTM向けの2路線がありましたが、近年PCオーディオ熱の高まりもあって値段も含めて多様な製品が登場しています。D/A機能に絞った高級機も目白押しですが、異色の存在がこれか??
ネットでDJとか?そんな要望に応えた?ミキサー機能も備え、入出力の自由度が高く手軽で高音質な製品というふれこみ・・・らしい??MDやテープからの取り込みもでき、ハイレゾ音源の再生用ヘッドホンアンプとしても使えます。(普通のPCでも再生は十分できるだろうけど・・・)
サイズは手のひらを広げたサイズで軽く、ボリューム類のゆとりある配列もあって使えるギアという雰囲気です。ドライバーをCDからインストールすればすぐ使えますが、メーカーHPから最新のファームウェアとドライバーをDLすることをお薦めします。付属のドライバーソフトは簡単なミキサーやエフェクトの機能があってこのまま「放送」に使えそうです。
本体上面にはこのソフトの呼び出しと取り消し用「専用ボタン」があってとても使いやすい!グッドアイデアです!
ここ数日試しに色々やってみましたが、光デジタルによるMDからの取り込み、ヘッドホンアンプとしての使用など問題なくできました。音も・・・良いんじゃないかな??(笑)正直、PC内蔵のSound Blaster + MDR-EX600 とでは差が分かりません。
注意が必要なのは、どのように使うにしろ「設定」が必要と言う事ですね。「規定の再生デバイス」の設定はもちろん、録音や再生ソフトでも設定が必要ですし、ミキサー画面等での設定も当然必要です。
私が再生デバイスとして最初に使った時は、モノーラルだったので「失敗したか?」と一瞬思いましたが、ミキサー画面のPC入力1,2の「リンク」スイッチをONしたら治りました。MDからの録音時も同様にデジタル入力1,2の「リンク」スイッチをONしたり、録音ソフトの信号フォーマット設定などを見直す必要がありました。初心者ではちょっと困るかもしれませんが、取扱い説明書をDLして落ち着いてやれば大丈夫でしょう。設定後はソフトの再起動が必要な場合も多いので要注意です。
そうそう、注目のハイレゾ音源ですが、私の手元にあるのは雑誌の付録位しかありません。それらも十分良い音で聴けましたが、24bit 192kHzの音源はないので、2Lと言うサイトからテスト用フリー音源をいくつかDLして聞いてみました。(10分程度で350MB(FLAC形式の場合)IDとパスワードを求められますが、それぞれ「2L」でOK)
中々・・・良いぞ!へたくそな生演奏と比べてどうか・・・その辺は不明ですが・・・。(笑)
US−366、実質1万円少々で入手できましたが、アナログ時代の事を思うと只みたいなもの・・・本当に良い時代ですね!
追伸・・・おまけでCUBASE LEが付いてきますが、以前LE7の無償提供でSteinbergのシステムの融通が利かずお手上げでしたのでパスです。初めて使うなら問題ないでしょうが、HDDやOSをしょっちゅう変更するような方にお勧めできません。