雪太郎のつぶやき、あるいはプリンセス達の花園

あ〜!!おじさんなのに、「プリンセス・プリンセス」に嵌ってしまった〜〜!!(笑)
美しいもの、面白いもの、切ないもの、考えさせる物・・・。一人が好きだけど、独りじゃ寂しい。そんな私のつぶやき・・・・。ちょっとキモイかもね〜。
クラシック音楽が苦手な人にはお薦めできません。暗いのが嫌いな人にはお薦めできません!!お子様にもお薦めできません!!
[謝辞]
父と母に、家族に、多くの慰めと喜びを与えてくれた、過去、現在、そして未来の芸術家達に、感謝!!
[おことわり]
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2015.11.29 Sunday

鶴ヶ島シティオーケストラ第34回定期演奏会

久しぶりに行って来ました。

2015年11月29日(日) 13:30開場、14:00開演
坂戸市民文化会館

森重修実指揮  鶴ヶ島シティオーケストラ

ベートーヴェン 交響曲 第八番 
ブルックナー 交響曲 第四番「ロマンティック」

アマオケの演奏会ですが、ここ数年動員数が増えているのかな?今回もザッと見て九割方の入りで、正直驚きました。みんなブルックナーが好きなんです・・・ってそんな訳無いと思うので、ま・・・・地道な努力の積み重ねの成果なんでしょう。

さて曲目は、1曲目がベートーヴェン、後半はブルックナーです。プロオケではまずやらないようなプログラム?正直、凄いけれどちょっと心配でしたが・・・ま、そこがアマオケの良さという事にしておきましょう。

 ベートーヴェンの8番は余り聞きませんが、実は私のお気に入りの曲です。均整のとれた構成、適度に力強い所が良いですね。筋肉質なんだけれど、柔らかさもある、ちょっと渋目の曲調も好みです。

立ち上がりはまずまず、どこと言って大きく崩れる場面は無かったのですが、8番てこんな曲だったけ?というような違和感、ぎこちなさがかんじられました。お昼直後ということもあって?ちょっと眠気が・・・あっ・・・昼寝して無かった!!(爆)

ということで、少々不完全燃焼で、終ってからの拍手も ちょっと控え目だったかな?

後半はブルックナー。

4楽章から成る曲ですが、それぞれの楽章が個性的で分かりやすいですね。どれも同じに聞こえると言う「定評」があるブルックナーでは異例の作品か?(笑)

第1楽章は勢いに乗って難しい事は考えないでも行ける雰囲気。第2楽章は逆に、ソロや分奏が連続して下手な奏者には辛いかも。管楽器は当然としてビオラやチェロも必死の形相・・・だったかな?(笑)(弦は曲全体にピチカートが多いのも特徴ですね。)第3楽章は、第2楽章の鬱憤を晴らすようなダイナミックな展開になり、最終楽章は曲全体の総まとめの様相を呈して壮大なフィナーレが繰り広げられます!

これって・・・なんと言うか・・・オケの練習にぴったりではありませんか!!(笑)
ま、半分冗談で書いていますが、実は今回の演奏を聞いて感じた事をなんです!今までに何度かこの曲を聴いていますが、こんな風に感じた事はありませんでした。下手、上手い、長い、眠い・・・どうでも良い事を意識する事なく、曲の内容に関心が行くなんてどういう事か?ひょっとして・・・演奏が良かったから?!!

そうなんです!演奏が良かったんですね!

もちろん細かなキズは沢山ありましたが、細かな曲調の変化を実に丁寧に見せてくれました。下手は下手なりに?細部を描写する事で曲全体の構成が良く分かり、曲が進むにつれて完成度が高くなっていきました。クライマックス・・・最終楽章のコーダでは、雲海を切り裂いて輝きを増す太陽の様な情景が感じられ、何だかグッと来ましたよ!

忙しい中を縫っての練習・・・さぞかし大変だったと思いますが良くやってくれました!

アンコールはG線上のアリア。

と、ここで嬉しいハプニング!指揮者の森重氏がトランペットを持って登場して弦をバックにソロを披露!

この人、群響の第1トランペット奏者ですから上手いのは当然ですが、曲の中間部以外の部分を力の抜けた実にスムースな演奏で吹いて見せてくれました。さすがプロですが、だから・・・今回の演奏だったという事も言えるのでしょうね。様々なプロ指揮者の一挙手一投足を間近で見て、様々な曲のまとめ方を実体験している訳ですから、その経験が生きない訳がありません!

現役プロ団員の力をアマオケに活かす、野球では難しい?プロアマ交流も音楽では大歓迎ですね。

と言う事で、実に面白く充実した演奏会でした。ブルックナーはスコアを見ながらもう一度聴きたくなりました。白熱した演奏会に相応しくブラボーも飛び交った会場・・・満面笑みの団員達・・・旨いだろうな・・・・ビール!(笑)

帰り際、迷わず千円をカンパしましたので・・・次は6番を是非!雪



 

2015.08.30 Sunday

エリック・サティ「スポーツと気晴らし」で気晴らしを!

久しぶりにPCで書いていますが、コピペは異次元の楽さですが、その他は大きくてちょっとな・・・。(汗)

本日まで東京で開かれていた「異能の作曲家 エリック・サティとその時代展」(次は、浜松市美術館 2015年9月12日(土)−11月1日(日))ですが、エリック・サティのことは昔からとても「面白い作曲家」と思ってピアノ曲全集のレコードを持っていた身としては当然の事興味深々でしたが、大都会の真ん中まで出かけるのは億劫・・・ということで結局は行きませんでした。

その代わりに、ネットで展覧会の図録「スポーツと気晴らし」と言う曲の楽譜を最近になって購入して行った気分をちょっぴり味わってみました。図録は送料込みで3000円ちょっと、楽譜は輸入版なのでポチリとやってから海を渡って来たらしくて日数がかかりましたが、1000円少々ですので内容を考えたら安いと思います。昔からこの曲名は知っていましたが、「変な曲」なのであろうという予想をボンヤリと抱いた程度の認識しか無く、今回初めて内容を知りましたね。



楽譜は「Twenty Short Pieces for Piano (Sports et Divertissements) (Dover Music for Piano)」と言う薄手のペーパーバックで、表紙のみカラー、その他は白黒です。基本的にはサティの手書きの音符やフランス語をそのままコピーして、その他は英語です。五線譜も手書き風で、音符や文字はかなり個性的な筆跡ながら「味」があります。(笑)音符の間に何やら言葉書かれていて、どうやらこれを「朗読」することもあったらしい?



この楽譜、国内ではヤマハなどでも買えるという話もありますし、昔は「全音」からカラーの高級復刻版が出ていたけれど廃版で、今は手書きではない簡素化された版がでているらしい。ま・・・手書きの音符じゃ弾けないのかもしれませんが・・・。

図録は厚手の立派なもので、人間「サティ」の生涯が丁寧に解説されている印象・・・。時代を映すポスターなどの資料も豊富でこれだけでも安いと思いますが、何とCDまで付いています!!代表曲のピアノ曲の他、「スポーツと気晴らし」等のちょっと珍しい曲も入っていてトータル73分程と充実しています!NAXOSの音源らしく、私の知らない演奏家ながらサティの変人ぶりが伝わる誠実な演奏ぶり・・・かな?(笑)

「スポーツと気晴らし」は、楽譜の題名は「ピアノのための20の小品集」となっていますが、「序文」にも曲が書かれていて、本文は20枚の絵に合わせた20曲のピアノ曲からなっていますので、実際のところは21曲が収録されています。初めてこの楽譜を見たときは絵の下側に小さく英語の解説風の文があって何だろうと思ったのですが、良く良く見たら楽譜の中に書かれたサティの自筆の文の英訳と分かりました。「図録」ではこの作品は小さなカラー写真のみで音符を拾う事さえ難しいサイズですので楽譜買っておいて良かった・・・!!



さてこの英語・・・何となく分かりますが、結構長い序文などもあるので「う〜〜〜ん」と思っていたら・・・・何と「図録」の最後の資料編に全文の「和訳」がありました!!いや〜図録買っておいて良かった〜!!ナイス自分!!(笑)

ということで、全くの偶然ですが、サティの変な曲の事を自分なりに知ることができるという素敵な体験・・・音楽家サティの人となり、溢れるエスプリを感じることができましたね。

雨でスポーツはできなかったけれど、良い気晴らしが出来たいうことで・・・これだから変人が好きなのさ!(笑)







2015.08.15 Saturday

エアメール from ベルリン!



ちょっと前の話ですが、ポストにエアメールが入っていました。中身は・・・「ベルリン・フィル デジタル・コンサホール」の年間プログラムとその他・・・ネットで申し込みをしていたのを忘れていた奴です。

このサービスは、年間170ドルでベルリンフィルの演奏会をネット配信で楽しめるというもので、生中継はもちろん、過去の演奏会の記録も見放題なので考えようによっては大変お得です!
 
メールの中にはプログラムの他に、CDなどのカタログと7日間お試しチケット、年間チケットの20パーセント割引コードのお知らせが入っていましたが、プログラムはHPで見られるし、チケットにしろコードにしろ、ネット上で済むよな・・・と気づいたら何だか妙な感じがして来ました・・・。(汗) 
 
手間暇かける事を厭わないドイツ人気質なのか?それとも、ユーモア感覚なのか? 

うん・・・多分両方か・・・たかが音楽へのこだわり・・・その集大成があのオーケストラの訳だ・・・。雪




 

2014.12.20 Saturday

今日も1枚

う〜〜ん・・・腰痛が出てしまって動けません(汗)・・・横になって寝ているのも辛いので、暇つぶしも兼ねて1枚録りました。

今回は5曲・・・。

小澤征爾 / ボストン交響楽団 1981年11月2日、3日 東京文化会館
 1、ウェーベルン 「管弦楽のための5つの作品」
 2、  〃         〃       (アンコール)
 3、バルトーク 「管弦楽のための協奏曲」(以上11月2日)
 4、ストラヴィンスキー「春の祭典」(11月3日)

ヘルベルト・ブロムシュテット / NHK交響楽団 1981年11月13日 NHKホール
 5、チャイコフスキー「交響曲第6番 悲壮」

同じ1981年11月の公演ですが、2日のみ生放送だったらしい。実はこの辺の記憶が全く無く、MDの曲順が1、2、4、3だった上、同日演奏されたと言うシューベルトの「未完成」が入っていなかったので変だな?と思ったのですが、生放送だったとすれば何らかのトラブルがあったのかもしれません。(単純に、好みでない曲である「未完成」を捨てた可能性が最も高いかも???)そう言えば、録音に使ったカセットテープが、当時はまだ珍しかった3Mのメタルテープだったのをハッキリ覚えているのが不思議・・・。(笑)

小澤とBSOの、1978年3月以来2度目の来日公演のライブですが、どれも「自然な勢い」を感じさせる演奏で、今聴いても実に素晴らしく、この「感性」は紛れもなく「天性」のものと実感させられます。

1曲目は5分に満たない曲だったため、「いかにも余りにも短い曲なんで、もう1回、あの、聴いていただきます」と、小澤自ら聴衆に声をかけてから再度演奏したものが2曲目で・・・アンコールとはちょっと違うか?(汗)現代音楽臭さを微塵も感じさせない美しい演奏。3曲目はこの曲のベスト&スタンダードだと思う「名演」!!4も実に「自然」で「美しい演奏」で、正直言って、後年の彼の指揮にはあまり魅力を感じない私にとっては「宝物」です。

5曲目はN響の演奏史に残る「名演」です!ブロムシュテットがN響を指揮した初めての演奏会の録音で、20秒ほどにも及ぶ演奏後の静寂の長さは語り草です!!

『この最初の共演は、ブロムシュテットにとっても感激的なものであったらしい。演奏後に舞台袖に戻ってくると長谷氏の手を握って「すばらしいオーケストラだ」と讃え、舞台から引き上げる楽員全員に「ありがとう」と握手を求めたそうだ』
(〜N響機関紙「フィルハーモニー」2013年9月号

凄いな・・・実は、今回これをまとめるためにアチコチ見ていて初めて知ったのですが・・・。(笑)

という事で、腰の痛みも忘れていられた充実した一時でした!





2014.11.16 Sunday

今日も1枚

以前やったように、手元のMDをPCに取り込もうと悪戦苦闘してしまいました。

曲は・・・・たった3曲!たった2時間!(笑)

1981年8月29日 ザルツブルグ音楽祭
シューベルト 交響曲第8番「未完成」ロ短調
  〃       7番ハ長調
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮ウィーン・フィル  

1981年8月2日 ブレゲンツ音楽祭
ブルックナー 交響曲第1番 ハ短調 リンツ版(原典版)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮ウィーン・フィル 

実はうちのPC、先月末に修理に出していました。結果的に1週間ほどで帰ってきたのですが、その際にクリーン・インストールを実行したため全〜部やり直していたのが今月の状況・・・。(この関係では他にもいろいろあったのですが、ここでは触れません。(汗))

さて、一応MDプレーヤーからすべてデジタルで流れてきているのですがどうもおかしい。モニター音にノイズが・・・。この場合音源が悪いのかPC側が悪いのか見極めが必要ですが、とりあえずPC側から見直してみると、audacityのサンプリンング周波数が48000Hzのままでした。MDは44100Hzなので、つじつまが合わなくなってノイズになります。最近のネット上の「音」は48000Hzが多いので設定を変えていたのをすっかり忘れていました。仕方がなく、また最初からやり直しましたが・・それでもまだ出る・・・?

当然のことながら、暇なのでネットを見ながらやってる訳ですが、そのせいか?時々音切れが・・・。Core i7のCPUは数パーセントしか働いていないのですが、何かの拍子に躓く雰囲気・・・これは・・・?

タスク・マネージャーを開いて、「プロセス」を見る・・・録音関連のプロセスの「基本優先度」を「普通」から「高」に変更。XPの時の経験からすると「リアルタイム」は危ない感じがしたのでやめておく・・・できるだけ触らないようにして・・・また最初から・・・。(汗)

何度も最初からやるのも大変なので、以後はMDの再生を少しだけ戻して再開することにしたが、ここまでで3時間・・・まだ2曲目・・・。(汗)

その2曲目も中ほど・・・10秒ほどの間に2回音切れ・・・戻してみても同じ・・・これは音源か?MD化の際のチェックが甘かった?と後悔しても始まらない・・・仕方がないのでそのまま続行して最後に修正することにするが、ちょうど45分頃という事は・・・テープの切れ目かも???!後年はデッキ2台体制を導入したりしましたが、この頃はまだだっったかな??(泣)

そうこうするうちに夕方になり、食事に風呂に・・・面倒になって3曲目は途中からモニター無しで流してしまいまいました。結局は全部聞き直し、曲ごとに修正や分割をしなくてはなりません・・・やはり1日では終わらない・・・。(汗)

と言え、曲が素晴らしいので救われます!

シューベルトの2曲は昔から「名曲」と言う「定評」がある訳ですが、正直言ってこの頃の私には魅力「ゼロ」の曲でした。ところが、そんな2曲を初めて「名曲」と実感することができた、私にとっての文字通り「記念碑的」な演奏がこれであり、堅実な「教授」という印象だったサヴァリッシュという指揮者が時々放った「特大ホームラン」の代表的なものとも思えます!

悠々迫らざる・・・じっくりとした運びでありながら軽快さも持ち合わせ、気が付いたら曲本来の魅力全開の演奏が展開されている・・・ほとんど半日聞き続けましたが、全く飽きない!・・・何度聞いても幸せ・・・という名演奏です!(笑)

3曲目は結構珍品?(汗)

私の好きな「鉄人」ロジェストヴェンスキーの指揮は、様式美が確実に伝わってくる演奏で安心して聞いていられます。ほとんど野蛮人風の曲?と思えて所により鮮烈な展開も聞ける・・・怪人ブルックナーの1番・・・中々面白い!

とここまで6時間以上!半日費やしてもまだ終わりませんが、幸せでしたよ!(笑)





2014.09.20 Saturday

音に関するあれこれ・・・

ここの所過ごしやすい日が続いています。今日はノンビリとあれこれ・・・。

その(1) CDプレーヤーのメンテナンス。
  うちのCDプレーヤーって・・・1984年製・・・当時で18万円の高級機でした。初代のCDP−101(1982年)も使いましたが、3代目位に当たる最初期の製品で、コスト優先の現代の製品ではまねのできない圧倒的な物量作戦の為か片手では持てないほどの重量(10k位?)が凄い!(笑)

以前からトレーの引っ掛かりが多発して毎年のようにメンテして使っていたのですが、遂に音も出なくなったので今日は蓋を開けて手を入れてみました。

トレー部分はいつものようにミシン油を塗布し、ゴムベルトをクリーニングして終り。音に関しては・・・ピックアップ部の動きは全く問題なく、ヤマ勘でレンズを綿棒で拭いてみることに・・・アルコールの使用も考えましたが、かえって微妙な曇りが残りそうに思えて空ぶきにとどめてみると・・・結果は・・・見事復活です!(汗)

20キーやキビキビした動作もあって、現代でも最先端と言える使い勝手の良さやホドホドの音質でいまだ魅力十分ですが、もう30年も経つんですからいい加減新しいプレーヤーが欲しいよな・・・。10数万円の高級機か、いっそのこと5万円位のネットワークプレーヤーにでもしようかと考えて、ここ数日物色していたところ、妻が「BDでも再生できたよね〜PCでも〜・・・」と譲らず・・・最近買ったオーディオインターフェースを使うとネットワークみたいな事もできちゃうし・・・儚い夢でした・・・。(笑)

その(2) カセットデッキのメンテナンス。
CD同様にカセットデッキも老体です。一月ほど前に、30数年前に23万円ほどで購入した高級機をオークションに出して3万円程ゲットしたのですが、もう一台残っているデッキは「使うかもしれない」と言う妻の言葉もあって保存する事に。あまり使っていなかったこともあって、こちらはかなり重症・・・VOLや接点磨きが必要なレベルである事を確認して今日は終わりました。一応PCに繋いでの音出しまでは確認しましたが、先が長そうです。回路図もあるからオークションに出せばこれも3万円位にはなりそうなんだけどな・・・。(汗)そう言えば思い出した・・・もう1台・・・数年前に売り払ったやつもあってっけ・・・再生機としては史上最強ですが、26万円と高い割に録音機としては使いにくいのが惜しいデッキでした・・・いずれにしろ・・・独身貴族は凄かったな〜!!(笑)

その(3) ヘッドホンのメンテナンス。
普段はPCに繋いだイヤホン型を使ってますが、他にコンデンサー型の大型ヘッドホンが2セットあります。思い返せば1972年頃発売のイヤースピーカーの壮絶なまでの解像度にほれ込んだのですが、数年で能率低下が発生したためユニット交換したところ音が変わってしまい手放したのが初代でした。その後しばらく間が空き、1982年ごろの2代目をずっと使い、1994年頃には3代目を入手して使ってきました。3代目は使用頻度が少ないこともあって今でも綺麗で問題ないのですが、2代目は酷使と経年変化のためヨレヨレ・・・特にスポンジ類は加水分解のためにバラバラになってしまい裏も表も粉だらけに・・・。今までは数年おきにイヤーパッドを購入し交換してきましたが、さすがにそのレベルは超えてしまったので思い切って捨てようと決めていました。

しかし、今日になってよく考えてみると音的には全く問題がありません。試しに分解してスポンジや吸音材を全て取ってみたところ、スケルトンタイプの格好良いイヤースピーカーに・・・。(笑)音の良い接続ケーブルを使い、電源コンセントの極性を合わせて久々に聴いてみると・・・雄大な低音から絹のような高音まで・・・ホレボレするような鮮明な音が聴けてゾクゾクしました。窓を開ける夏場は遮音性能ゼロなこともあって使い物にならないのですが、これからの季節は活躍できそうです。

その(4) 最後はMDカセット・・・。カセットデッキからMDデッキに移行しながら、音の悪さ(ビットレートが低すぎて?ゴロゴロというブロックノイズが発生!)に気づいてメーカーにクレームをつけ、返品返金させたのが2000年頃か?その時点でカセットからダビング済で元カセットを捨ててしまっていたのが、MD50枚位?・・・。どうしようも無くてそのままだった(お詫びとして最高クラスのブランクMDをダンボール1箱貰ったが・・・)が、再生専用として代わりに買った安いMDデッキの寿命も心配なので、少しづつPCに取り込むことに・・・月に1〜2枚の感じで来ていて、今日も1枚実施。MD1枚、wavファイルで1Gほど。昔と違ってHDDも安いので問題無いけれど、取り込みや確認に実時間がかかり、1曲ごとのクレジット付けにも手間と時間がかかることが痛い!

今日の曲は「1980.09.04 ロンドン ウェストミンスター大聖堂 ベルリオーズ  オラトリオ「キリストの幼時ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮BBC交響楽団アン・マレー(Ms) アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T)スティーブン・ロバーツ(Bar)他・・・」。

3部構成、全1時間40分ほどの大曲。聖母マリアとヨゼフが、幼子イエスをヘロデ王による虐殺から守る為エジプトへ逃れるという、聖書の有名なエピソードを取り上げた曲で、作曲家50代前半の力作です。

「幻想交響曲」の異様さとは無縁でありながら、彼らしい天才ぶりを見せつけるチャーミングさが、無垢で真摯な雰囲気にあふれた宗教曲に昇華されていて聴き物・・・優しいメロディー満載の傑曲です!プロムスのコンサートライブですがウェストミンスター大聖堂の豊かな響きの聞けるこの録音は秋の夜長に聴くにはピッタリで、長いようで短い素敵なひとときが過ごせました。

Youtubeを見たら新しいライブがあったので載せておきます。ジェームズ・コンロンとフランス国立管他の演奏で、第2部は43分過ぎから、第3部は1時間過ぎからです。



「Recorded 31 May 2013 at the Basilique de Saint Denis」らしいので、2013年フランス北部の都市サン=ドニで行われたサン=ドニ音楽祭の、大聖堂におけるライブと思われます。

もう一つ、最初から1時間17分ほどの部分で聞かれるフルート2本とハープによる有名なトリオも・・・。



と言う事で・・・意外と充実した土曜日が過ごせました。

できたら、いつもこうでありたいものですね・・・。(笑)





2014.05.25 Sunday

埼玉交響楽団 第72回定期演奏会

前回から1年半位か・・・本当に久しぶりに行ってきました・・・。

埼玉交響楽団 第72回定期演奏会

1、ベートーヴェン:エグモント序曲
2、ベートーヴェン:交響曲第2番
3、ドヴォルザーク:交響曲第8番
4、ドヴォルザーク:スラブ舞曲第10番(アンコール)

指揮:久住 純信

2013年5月25日(日)14時開演
場所:熊谷文化創造館 さくらめいと 太陽のホール

アマオケながら当日券1300円・・・ちょっと考えましたが、曲目を見て決めました。

序曲の王道「エグモント」、小ぶりながら充実した2番に、ちょっと控えめながら名曲ど真ん中の8番!ほとんど理想的な曲目です!演奏が良ければ充実した一時が過ごせそうと思ったのですが結果は・・・良かった!

有名曲の場合、オケとしての取り組みは無くても演奏者個人のレベルでは意外と身についていると言う事があるのかも知れませんが今回は当たりでした。

1曲目のエグモント序曲。緩急の変化も大きい曲ですからどうなる事かと思いましたが、最初の出だしから結構良い!アマチュア特有のオズオズカサカサした弦の音がほとんど聞こえず、しっかりと音楽が聞こえてきます!予想もしなかった良質な演奏です。200年以上も前に作曲された作品で、現代で聞いても凄い曲ですが、その魅力がキチンと伝わってくる演奏と言えましたね。



2曲目は交響曲第2番。2番何て昔はほとんど聞けなかったのですが、最近は良く聞きますね。正直言うと演奏が始まるまでは曲のイメーうジが湧かなかったのですが、1楽章が始まった途端ああこれか!これは知ってる!と言う状況でした。(笑)演奏も序曲と同様に素晴らしい!これも変化に富んだダイナミックな曲ですが、ほとんどミスも無く勢いに乗ってドンドン行ってくれます!いや〜すごくうまくなっていてビックリです!(汗)意外だったのは、ゆったりとした第2楽章の方がちょっと苦しそうだったことかな。3,4楽章もまずまず・・・結局第1楽章が一番良かったのですが、全体としても十分な出来だったと思います。



3曲目はドヴォルザークの8番。昔は「イギリス」という表題が付いていてスウィトナーのLPを良く聴いたのですが、9番の様な革新性は無い代わりに、美しくこじんまりとまとまった曲で個人的には9番より好きかも・・・。演奏は・・・これも・・・第1楽章が素晴らしかった!残念なのは有名な3楽章のテンポがちょっと早かったことで、もう少しゆったりとしていたら最高だったのですが、演奏自体はまずまずだったと思います。それにしても、第1楽章が波乱万丈で、それ以外、特に最終楽章はちょっと苦しい・・・改めて考えると構成が良く似た2曲だと思います。そこを狙ったとしたら凄いぞ!(笑)



アンコールはドヴォルザークのスラブ舞曲第10番。もともとは舞曲集第2集の第2曲ということらしい。(第1集からの連番で10番と言うこと)聞けば分かる有名曲で力の抜けた演奏で良かった。



と言う事で、選曲の良さもありましたが、演奏自体も予想超えるもので、ミスは散見されてもどの楽器もしっかりと音が出ていて良かったと思います。アマチュアとしては最上の出来だったと言えます。

次回は11月末。
ブラームス:悲劇的序曲
ベートーヴェン:交響曲第1番
ブラームス:交響曲第3番

渋い?・・・ちょっと心配だけど・・・期待しよう。





2014.02.23 Sunday

「マーラー全歌詞対訳集」

須永恒雄訳

以前から有ったら良いな・・・と思っていた本だったので思わずポチリ!(笑)

シューベルトやモーツァルトと違ってマーラーの歌曲や歌詞付楽曲は少ないのかな?

交響曲2番、3番、4番、8番、「大地の歌」に「嘆きの歌」、「若き日の歌」「さすらう若人の歌」「少年の魔法の角笛」「リュッケルトの詩による5つの歌」「亡き子をしのぶ歌」といったところか?

国書刊行会というのは昔からかなりユニークな本が多く、「国書」という社名通りに、何だか古風な感触や、お上品な他社では出さないような一歩間違うと「危ない」系の本も出してくれるありがたい出版社です。この本も、有りそうで無かった類か?

昔は溢れるほどあった歌詞対訳付の国内版CDなどが減り、値段の安さもあって輸入版CDなどが幅を利かせる現代。歌詞が分からない!と言って嘆かなくても、ネットで検索すればほとんどの歌詞が入手できます。しかし・・・まとめて1冊・・・あれば良いよね!欲しいよね!!と言うのがこの本。

全270ページほど、見開きの左側に原詩、右側に訳詩がゆったりとした版組で載っています。訳者は「あとがき」で曲名などで「あえて従来の慣例に従わなかった」部分もあると言い、帯によると訳詩も「全編が清新な新訳」と言う事です。曲名については、「初期のリートと歌」「遍歴職人の歌」「少年の不思議の角笛」「5編のリュッケルト歌曲」「子供の死の歌」と言う風にかなりユニーク。歌詞も、Wikipediaの歌詞と比べると確かに「新訳」で、どちらかと言うと「格調高さ」より「率直さ」を感じます。

この辺賛否はあるでしょうが、英語も×な私には判別不能!(笑)いろいろと業績もある?訳者の須永氏も所詮ネーティブではないのですし、著作権の問題からも新訳は今までと違って当然です。「そんな面もある」と分かった上で「利用」すれば問題と言うほどの事では無さそうです。

多少の誤字や訳者による解説文が読みにくい、この訳で良いのか?ちょっと心配?と言うような部分もありますが、何より今まで無かった物をこの値段で出してくれたことに感謝すべきでしょう。

PCの中には過去数十年の間に溜まったマーラーのライブ録音がWavファイルでいくつもありますのでこの本を見ながら聞き直してみましょう。まずは・・・1980年録音のテンシュテットの2番当たりから・・・。





2014.01.24 Friday

クラウディオ・アバド死去!

さる20日、指揮者のクラウディオ・アバドが亡くなりました。享年80歳とのこと。10数年前には胃癌を患い、幽鬼の如き相貌の変化に愕然とした記憶があります。その後はルツェルン音楽祭などでの活躍が続いていて病の事は忘れていただけに突然の訃報はショックですね・・・。

初めて彼を意識したのはDG版のマーラー2番のLPだったかな?しなやかな音楽性に括目させられたのは懐かしい思い出ですが、いつしか巨匠と言われるようになりながらもその美質を失わなかった彼の姿は、いつまでも若々しいイメージとともに記憶に残ることでしょう・・・。

次は昨年5月のコンサートからの光景です。


ベルリン・フォルのHPでは期間限定で、アバド指揮のコンサートが無料で視聴できます。


そして・・・8月23日のラストコンサートから・・・音だけですが・・・。


新聞報道によると、演奏後、長い沈黙の後に盛大な拍手が沸き上ったのですが、マエストロの疲れを察した聴衆は、舞台袖にその姿が消えるとともに拍手を収め、言葉少なに会場を後にした・・・。

そして、それがアバドと彼を愛した聴衆との永遠の別れになった・・・とのこと・・・。

しばし味わってみましょう・・・。

ご冥福をお祈りいたします。






2013.12.01 Sunday

鶴ヶ島 シティーオーケストラ 第32回定期演奏会

 今日から12月・・・早朝の、キーンと冴えた冷気の中、散歩するのも楽しみ・・・。

午後には、久しぶりにご近所演奏会に行ってきました。

鶴ヶ島 シティーオーケストラ 第32回定期演奏会
 
ベートーヴェン 「エグモント」序曲 
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
シューマン 交響曲第3番「ライン」

2013年12月1日(日)
坂戸市民文化会館 13時半開場、14時開演

ピアノ:佐々木 崇
指揮: 森重 修実

プログラムを見ると、シューマンとチャイコフスキーのピアノ協奏曲が入っています。う〜ん・・・シューマンはかなり地味・・・ピアノ協奏曲は、演奏は別として以前の経験からすると客が大幅に増えたりして・・・ちょっと心配したのですが・・・。

早めに出かけてみると・・・会場前には大行列が!!(笑)

ピアニストが演奏会を開くと、教えている学校や教室の関係者が多く駆けつけるので混むことが多いようで、以前に泣く泣く引き返したことがあります。座れるかな〜??と不安に思いながら列に並びましたが、入場してみると・・・何とか座れました。

入りは・・・ほぼ95%ほどか?ステージ間近の席以外埋まっています!!今までの最高の入りではないでしょうか!!?これで演奏が良ければ・・・と思って開演を待ちました。

1曲目はエグモント序曲。力の入る難しい曲ですがあえて言えばアマチュアらしい演奏・・・多くは語りません。(汗)

2曲目は耳タコのチャイコン・・・。

ピアノの佐々木さ・・・当然初めて聞きますが、川越出身の若手で足が長い!!(笑)私が好きなディーナ・ヨッフェに師事したとプロフィールにあり興味深い方・・・。演奏が始まると、オケも引き締まってかなり頑張ってくれました。ピアノの響きもコロコロと綺麗!何より要所要所オケとのアインザッツが決まって予想外の出来でした!

演奏終わって、何度も盛大な拍手と歓声を浴び、ちょっと驚いたような様子の佐々木さんが初々しかったかな。(笑)

3曲目はシューマン。出だしは・・・まずまず?有名な、切れの良い旋律だけに何とかなりましたが、その後はかなり苦しい展開。チャイコフスキーと違って、勢いだけでは表現できない細かいパッセージが連続して追うだけで精一杯の感触。最後の5楽章でようやくまとまりが出てきたと言うところでしたが、正直アマチュアには難しい曲ですね。

大崩れしないでくれてありがとう・・・と言う事で・・・敢闘賞・・・かな?(笑)

アンコールはシューマンのトライメライ(弦楽合奏版)とチャイコフスキーのバレー音楽からの1曲・・・白鳥??くるみ割り??曲名・・・忘れました・・・(汗)。

いつもの事ですが、力の抜けたアンコールは素直に良い演奏です。トライメライは柔らかい弦が、チャイコフスキーは艶やかな木管の響きが素晴らしかった。メインの曲でもこうあってほしいですが、仕事の合間を縫ってやっと練習しているようなアマオケではまだまだ難しいか・・・楽器のできない私には今でも十分格好良いのですが。(笑)

と言う事で、久しぶりに聞きました。会場入り口にはカンパの箱があり、私もコイン(汗)を入れましたが、もう少しレベルが上がれば、有料化も可能かもしれません・・・これからに期待したいですね。






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